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タイトル名 |
猟奇的な彼女 |
レビュワー |
あにやん🌈さん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-11-14 01:00:42 |
変更日時 |
2006-11-14 01:00:42 |
レビュー内容 |
『彼女を信じないでください』『僕の彼女を紹介します』『非日常的な彼女』と見てきて、肝心な元祖を見てないでないの、という状態でしたが、実はテレビ放映の時に最初の方だけ見てギャース!とやめてしまったのです。何しろ映画に出てくるゲ○に弱いので。もらいゲ○しそーになるので。今回はコンディションを整え、不用意にナニか食べたりしないようにしつつ再挑戦。最初をクリアしてしまえば大丈夫でしたね。さて、映画を見ていて「ラブストーリーにやたらお金をかけたSFアクションだの時代劇だの脱走兵に軍隊出動だののエピソードは必要なのかえ?」と思いましたが、もしかすると愛というものは戦いだ、っていう象徴なのかもしれませんね。創作において彼女がいちいち未来からやって来た、というところにこだわっていたのは、未来は違う自分になっている、っていう願望を投影していたからに他ならないのでしょうし。男を「救う」「斬り捨てる」の二つの結末が、彼女の内面をどう象徴していたのか考えてみると面白いかも。ラストのオチに気付かず、「ああ、そうだったのか!」って単純に感動してるあたり、完全に映画にのめり込んでたんでしょうねぇ。いい女だけど猟奇的、素直だけどいい男とは言えない、このコントラストが嫌味なく爽やかでした。 |
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