みんなのシネマレビュー
めぐりあう時間たち - はざま職人さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 めぐりあう時間たち
レビュワー はざま職人さん
点数 6点
投稿日時 2004-06-17 02:50:05
変更日時 2004-06-17 02:54:36
レビュー内容
この映画を観終わった後、価値観の転換に迫られるようなことはない。しかし、上手い映画だと思う。まず演技。三人の女優から子役まで俳優陣の演技はしっかりとして見応えがあります。中でもローラ・ブラウンを演じたジュリアン・ムーアは静寂が孕む危うさを自然に演じている。彼女の生きながら死んでいるというような、その悲しい表情は夫の与えてくれる幸福には満たされない不幸な女性像をよりリアルに際立たせている。そして、異なる三つの時代を生きた三人の女性の、人生の1ページを『ダロウェイ夫人』を軸に上手く絡み合わせ、そして切り取った脚本が素晴らしい。花や目覚め女同士のキスなど時代を越えて三つの物語は交差する。伏線を示してはいるものの、物語がつながる、二人の女性が出会う場面はやはり驚かされる。愛する者と愛される者、死を選ぶ者と残される者、そして死と生の対比が、抑えながら描かれている映画。この作品自体が観る者に一つのテーマを投げかけるのではなく、観る者がそれぞれ感じ取るという形の映画であると思う。演技や脚本という器としてはよく出来ている。器の中身となるのは観る者自身を映したものだろう。
はざま職人 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2006-11-24嫌われ松子の一生97.01点
2006-10-20グッバイ、レーニン!77.35点
2006-08-12幕末太陽傳87.71点
2005-11-06ピアニストを撃て86.76点
2005-11-06エリザベスタウン65.98点
2005-08-28Dear フランキー67.27点
2005-03-21ビヨンド the シー/夢見るように歌えば96.85点
2005-02-01キャスト・アウェイ86.55点
2005-01-12夜霧の恋人たち96.21点
2005-01-12家庭96.28点
めぐりあう時間たちのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS