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タイトル名 |
心の旅路 |
レビュワー |
ひよりんさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2006-05-07 14:28:15 |
変更日時 |
2006-05-07 14:28:15 |
レビュー内容 |
哀愁と同じく、マーヴィン・ルロイ監督のメロドラマの傑作。記憶喪失を扱った作品で、最後はhappy。記憶喪失を扱った作品としては、かなり初期の作品になるのかな。ロナルド・コールマンの、どこか不安げな内省的な演技がいいです。グリア・ガースンの理知的で力強い女性もピッタリです。強い女性が最後には疲れはてて一人旅に出る。その気持ちも良く伝わってきます。ストーリーの途中でガースンの話し相手(愚痴聞き相手?)になる男性がいったいどういった人なのかは、なんど鑑賞しても不明です。年代のせいかセットは貧相ですが、その貧相なセットで、最後にスミシー・オー・スミシーとガースンが呼びかけるシーンを思い出すだけで涙ボロボロです。なので、満点です。余談ですが、この映画を教えてくださった年配の男性(多分、日本公開時に観ている)の感想は一言。「女は恐ろしいなあ」でした。 |
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