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タイトル名 |
未来世紀ブラジル |
レビュワー |
ゴシックヘッドさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-12-04 03:08:42 |
変更日時 |
2012-03-23 02:13:09 |
レビュー内容 |
社会のおかしな部分、それが怖いくらいとてもユニークに表されている。 またタイミングが絶妙に決まっているので神業的な感じがする。 明らかに何かがおかしいことが普通に進行している感じがまた奇妙だ。 最もよく思うのは、修理の際の手続きの運びの悪さ、イライラします。
空想の未来というのは恐ろしさを秘める。 何処か歪んでいる風に思う。 人間への敵意を強く感じる。
見えないものに支配されている感じがとくに怖い。 描かれる未来の世界は全てが胡散臭くて惑わされっぱなし。 正気を失った常識がある。 全く正体の見えない怪物がいる。 SFのテーマとしてよくありますがこの監督の映画は独特。 「毒」の部分がユニークで強烈。 それが的確すぎるため、そのイメージが脳内を深く傷つける。 洗脳のようだ。
これは性までもどこかおかしい。 ヒーローも変だ。 全ての概念がおかしいなかで、歪んだものだけが確かなおかしな世界。 夢の中の巨大な鎧武者が不気味すぎて強烈だった。 |
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