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ラ・ジュテ - すかあふえいすさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ラ・ジュテ
レビュワー すかあふえいすさん
点数 9点
投稿日時 2014-09-03 19:35:16
変更日時 2014-09-03 19:35:16
レビュー内容
クリス・マルケルによる傑作SF映画。

近未来の廃墟となったパリ。その地下で拘束される男が過去(観客から見た“現在”)と現在(観客から見た“未来”)を時間旅行する物語。
何処かディストピア小説を思わせる構成は、後の「12モンキーズ」にも受け継がれている。

「フォトロマン」と呼ばれる白黒のスチールを連続して映す手法(要は紙芝居(ry)は、後のゴダールや押井守の「紅い眼鏡」など様々な映画に影響を与えたという。

冒頭の空港と女性の記憶、目覚めればそこは戦争で廃墟と化した街。

実験が繰り返され己を失いそうになる主人公。彼は世界を救う救世主となるのか、それとも時の奴隷のまま終わるのか。

別の時代から来て出会う男女が見つめるセコイアの木。
このセコイアの木が「めまい」と「12モンキーズ」を繋げていく。
「12モンキーズ」では劇中の映画の中に「めまい」が出てくる。それぞれに共通する事は、全員脳味噌の中をぐるぐる掻き回されているという事だ。

鳥の膨大な鳴き声と共に目覚める女性・・・あのシーンにはどういう意味があったのだろうか。

博物館の幻想的な雰囲気・・・“凍った太陽とある女”の記憶で締めくくるラストは切ない。
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