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田舎司祭の日記 - なんのかんのさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 田舎司祭の日記
レビュワー なんのかんのさん
点数 7点
投稿日時 2008-09-23 12:17:35
変更日時 2008-09-23 12:17:35
レビュー内容
神に祈れなくなった司祭の苦悩なんて、悪いけどどうでもいいです。こういうこと悩んでる人がいるんだ、という興味以上には突っ込めず、また中途半端に分かったつもりになるのも失礼かと思って、それなりに眺めるように鑑賞した。重要な領主夫人との会話の場、信仰論争の凄味は伝わってきて迫力あるんだけど、語られている言葉が頭の中で整理されないうちに次々進んでしまい、やはり私には消化不良気味。でもこの映画は、世間知らずの若者が社会に出て戸惑う、という普遍的な青春ものの面も持っていて、頭でっかちの青年司祭が、領主夫人が抱く現実のナマな苦悩・悲惨に対してはまったく無力で、ぺちゃんこにされちゃう、という話でもあるわけだ。村人たちが向ける冷たい視線、こいつ司祭やってく能力あるのか、と常に量られているような不安感、少女ですらそういう目で見てくる。そういうところはシミジミ迫ってきて、つまりすごく分かるところとすごく分からないところとが、渾然としている映画だった。オートバイの青年(領主の甥なのか)と出会うとこなんか、やっと主人公が明るい顔になったぞとホッとすると、駅に着いてまた神様の話始めちゃうから暗くなっちゃう。ブレッソンとしては『抵抗』や『バルタザール…』みたいに無条件で感動はできなかったが、スタイルはもう完全に出来上がっていて、きっと見る人が見れば傑作なんだと思う。
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