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タイトル名 |
怒りの葡萄 |
レビュワー |
shoukanさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-03-14 23:39:33 |
変更日時 |
2009-03-14 23:39:33 |
レビュー内容 |
この映画の捉え方には、何通りかあると思えました。富裕層と貧困層の話であり、民主主義の話であり、労働組合の成り立ちの話でもあります。特に富裕層と貧困層の話は、現在の社会に通ずる部分があります。いつの時代も失業者を生み出すのは、産業の発展が絡んでいるのです。チャップリンですら、この映画ができる何年か前に「モダン・タイムス」で警告を発していました。現在の不況では大きく取り沙汰されていませんが、証券会社の破綻の根底には、技術の進歩に伴う人手の不必要さ、ということがあると思えてなりません。この時代に見たのでこんな感想を持ちましたが、景気のいいときに見ていたら、また違った感想になるのでしょう。明るいテーマの映画ではないので、繰り返し見たいとは思えませんでした。 |
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