みんなのシネマレビュー
マルメロの陽光 - なるせたろうさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 マルメロの陽光
レビュワー なるせたろうさん
点数 9点
投稿日時 2003-11-10 18:09:31
変更日時 2004-01-05 20:33:26
レビュー内容
実在する画家が、マルメロという果実(日本で言うところのカリンですな、蜂蜜に漬けて、咳止めの薬になるという)を描こうとする様子を単にカメラで追っているだけなのだが、これを単純にドキュメンタリー映画だとは呼びたくないほど、マルメロと画家と監督の関係は、とても真摯で親密な関係を築いているようにみえる。画家は「写真に写して描けば」と言われても聞かずにマルメロの実のなっている木の傍を離れようとはせず、マドリッドの陽光を浴びて多彩な表情を見せるマルメロを一心にキャンバスへと写し取っている。そんな画家とマルメロを、カメラは静かにひたすらに捉え続けると言った風に。なんだか、そんな姿を呑気に眺めていると、こちらも次第に幸せな気持ちになっていくのだから不思議だ。例えて言えば、前作が小津のようにごくわずかなカットから「見えないもののありかを指し示す」ように描いていたのに対して、本作では、清水宏(この人も昨年生誕100周年だったんだと。特集もやってました。ホントに観たかったよ~)のように、写す対象全てを愛し、これらを丸ごと写しとろうと言う試みのようだと言ったら、こじつけだろうか?
なるせたろう さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2007-06-22せかいのおわり108.25点
2007-06-15嗚呼!!花の応援団(1976)14.40点
2007-05-29ラ・スクムーン107.10点
2006-07-29僕のスウィング106.53点
2005-12-28女の中にいる他人107.10点
2005-08-18マダガスカル105.91点
2005-06-13ミリオンダラー・ベイビー106.91点
2005-05-20シベリア超特急101.61点
2005-04-22かげろう(2003)105.81点
2005-04-15キリクと魔女107.23点
マルメロの陽光のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS