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2001年宇宙の旅 - chungkingさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 2001年宇宙の旅
レビュワー chungkingさん
点数 10点
投稿日時 2003-12-29 02:35:59
変更日時 2003-12-29 02:39:40
レビュー内容
映画の冒頭で猿が覚えた、殺しの道具(骨)の最終形態がHAL(ハル)で、ハルは宇宙船の中でボーマンによって接続を切られてしまう。
ボーマンがただ一人木星に着き、いきなり白髪のおじいちゃんになっていますよね。
スタンリー・キューブリックが後にコメントしているのですが、
「殺す相手がいないので自分で自分を殺し始めた」という事らしいのです。そして一瞬で老人になってしまい、
モノリス(四角く黒い物体)が現れ、彼の助けを借り、新しい命を授かるという事ではないでしょうか?
(新しい命か、何かは分かりませんがとにかくモノリスのおかげでボーマンは死なずに生きながらえたというニュアンス
だと思います。)
何故、モノリスが彼を助けたのかは分かりませんが、映画の冒頭でもモノリスが現れますよね。猿に殺しを覚えさせたのか、道具を与えたのか
どうかは分かりませんが、「血塗られた人類の進化」に大きく関わっているものとして登場してきます。
モノリスはうーん、少々語弊があるかも知れませんが、人類の煩悩を生み出す「黒幕」みたいなものと考えてもいいのではないでしょうか?
どちらにせよ、犯罪を後押しするような存在になりますよね・・・。
あくまで私の意見なのでこれが真相とは限りませんが、ずばり、この映画の最大のテーマは「犯罪にまみれた人類の歴史」ではないでしょうか?「殺し」という知恵を覚えた人類の進化を見据え、犯罪の本質を
スタンリー・キューブリックの独特の感性で映像化したものが
2001年宇宙の旅だと思います。究極のアートと、
作られた年を考慮してこの点にしました。
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