|
| タイトル名 |
２００１年宇宙の旅 |
|---|
| レビュワー |
ジェイムズ・ギャッツさん |
|---|
| 点数 |
9点 |
|---|
| 投稿日時 |
2009-07-23 16:44:57 |
|---|
| 変更日時 |
2009-07-23 16:44:57 |
|---|
| レビュー内容 |
|---|
| 孤高のＳＦ映画だと思う。娯楽作では・・・ないが。監督は完璧主義者だったというが、全編の映像はそれにふさわしいと感じさせる素晴らしさだった。特に宇宙船内部の白い、バイ菌のいなそうな空間に、不思議と徹底した美しさを感じた。アーサー・Ｃ・クラークの原作を読むと、より映画の内容を補強できるかも。クラークはキューブリックにさんざん苦労させられ、アイデアを絞りに絞り、削りに削ってこの物語を完成させたらしい。なるほど、この映画のつめたーい質感、人物描写のあまりないところは、そういうそぎ落としの洗練によるものなのかなあと思った。そのつめたさで、人の評価も分かれるのだと思うが。 |
|
ジェイムズ・ギャッツ さんの 最近のクチコミ・感想
２００１年宇宙の旅のレビュー一覧を見る
|