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陸軍 - 光りやまねこさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 陸軍
レビュワー 光りやまねこさん
点数 9点
投稿日時 2003-12-31 23:20:31
変更日時 2004-01-01 16:46:06
レビュー内容
親子3代にわたり日本陸軍に捧げ尽くす一家の様子を、その周辺の人々を絡めつつ長男の出征までを描いています。そして、有名なラストシーン。陸軍一家を描いていた展開から、急転、田中絹代演じる“母”の映画へと切り替わる。大切な人を戦場に送り込まれる“女の心情”を代弁しているのには違いないが、受け取り方次第ではいかようにも解釈出来る。私としては、強烈に胸が締め付けられ涙なしではいられなかった。それまでの淡々とした物語がかき消されてしまう程、鮮明にまぶたに焼き付く。エンディング間際に両目を閉じ、手を合わせるシーンで幕が下りる。心の中で誰に何を祈ったのであろうか…。「お国の為」「天皇の赤子」「死して …」…等々、口では唱えるがこれらはすべて表向きで、作り手の本心はこのラスト10分にある。木下作品の特徴ともいえなくはないが、本作が放つものは暗くて悲しい。そう、厭戦的とも受け取れなくはない。陸軍省の検閲を見事かいくぐり、公開されたという。監督木下惠介、これだけは譲れないという執念のラストシーンだったのでしょう。
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投稿日付邦題コメント平均点
2007-08-19タクシードライバー(1976)87.41点
史上最大の作戦76.78点
2007-07-20ヴィレッジ(2004)76.06点
2007-07-20宇宙戦争(2005)65.89点
2007-05-18オリヴァ・ツイスト(1948)106.25点
2007-05-18第十七捕虜収容所67.50点
2007-02-17ALWAYS 三丁目の夕日97.15点
2007-01-30キング・コング(2005)76.93点
2007-01-30クイーン・コング24.05点
2006-12-26東京原発46.49点
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