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細雪(1983) - rhforeverさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 細雪(1983)
レビュワー rhforeverさん
点数 7点
投稿日時 2009-08-23 10:17:59
変更日時 2013-11-06 17:09:49
レビュー内容
とにかく綺麗な映画でした。
風景も、そして四姉妹も。
特に吉永小百合。この映画撮影時38歳、38歳にして少女の面影を漂わせるって(絶句)
サユリストと呼ばれる人びとの気持ちが理解できたような気がします。
話としては次女の夫が、三女(吉永)に寄せる微妙な感情が面白かったです。
(調べてみたら、あれのモデルが原作者なんですね)
ただ、江本が(笑)、これだけ格調高い映画に、何故に江本?どうして江本?
彼の分で-1点
平成23年6月8日再見 じっくり人間関係、筋が分かった上で鑑賞すると、江本など気にならないぐらい素晴らしい映画だったのでプラス一点。
特に自分にとって映画にとって大事だと普段から感じてる二つの要素の重要性に確信を持てた映画だった。
まず、一つは映画におけるキャスト、いやはっきり言うならキャストのルックスの重要性。映画というものは、簡単に言えば人間の視覚に訴える存在なんだから、原作者、製作者の与えようと考えるイメージとかけ離れたルックスのキャストがされたら、その時点で失敗作。見てる側の脳内補完に頼るとかは、製作者の甘え。もしも脚本のみで全てが決まるなら、そもそも映画、ドラマ、演劇などの表現方法は不要。各人がそれぞれ、原作を読み、そのイメージを脳内で楽しめばいいだけで。
 そういった意味でこの映画のキャスティングは申し分なかった思う。平凡なルックスの女優が演じる雪子とか、どれほど白けた作品になったことか?
もう一つは、映画の舞台になっている時代を再現しようとする努力、真面目さ。
過去の日本を描こうとする以上、その時代の価値観、風俗、物言い等を出来るだけ再現しようとする努力をするのは、リアリティがある映画を作ろうとするにおいて、十分条件ではなくて、必要条件だと思う。
 最近、あまりにも現代人風の帝国海軍軍人とか、これはドラマだが平気でその時代の最高権力者に暴力を働いてとがめられない安土時代の女性とか、あまりにも時代を再現しようとする気持ちに乏しい作品ばかり見ることが多かったので、この作品でそういうものの重要性を改めて感じた。
点数のみ8→7に変更
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