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タイトル名 |
現金に手を出すな |
レビュワー |
にじばぶさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-11-12 21:42:23 |
変更日時 |
2021-07-01 02:04:49 |
レビュー内容 |
ジャン・ギャバンとリノ・ヴァンチュラの対決が柱となっているギャング映画。 終始、淡々と進むが、そこはベッケル作品。 そつなく楽しませてくれる。
そして本作で初めてジャン・ギャバンを心からかっこいいと思った。 貫禄十分のジャン・ギャバン。 男なら誰もが憧れるはず。
更に忘れてはならないのが、ベッケル作品の十八番“平手打ち”。
本作では一回だけでなく、そこかしこでバチッ!バチッ!バチッ! もう、平手打ちの出血大サービス。 ベッケル作品の平手打ちシーンは、ファンへのサービス?!と感じてしまったほどの、もう見事と言うしかない激しいものだ。 そして、何故だか分からないが、思わず「クスッ」と笑えてしまうのだ。 まさに、ベッケル作品の平手打ちマジックである。
本作は、「ベッケル作品=平手打ち」という図式が最もはっきり分かる作品とも言える。 |
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