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タイトル名 |
ロスト・イン・トランスレーション |
レビュワー |
じょるるさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-12-07 02:19:48 |
変更日時 |
2012-12-07 02:19:48 |
レビュー内容 |
「東京は、こんな風じゃない」と言う人も沢山いらっしゃると思いますが、 すみません、こんなもんですよね?。実にサエない東京の町並み。 他の映画で実際以上にカッコよく日本が写ってると嬉しくなったりするもんですが、 この映画は、そのまんまの正直な東京。雑多で汚く品の無いネオン、ダサいタクシー、 ゲーセンで太鼓たたいてる若者、変な英語のマッサージ女、マニュアル通りの病院受付、 違いが分からないメニューの写真、アホっぽいバラエティ、アホっぽい司会者。 あ~、恥ずかしい。これがローマ、パリ、ロンドン、ニューヨークだったら、 旅行者は、むなしい虚無感に襲われたりしないのでは?。 そういう街が持っている奥行き、歴史、活気が伝わって来るのだと思う。 この映画を薄っぺらと批判するより、東京という街の薄っぺらさに気が付きたい。 戦後ドタバタと作って来た子どもの街なのよ。ソフィア、見抜いたんだね。 それにしても、スカーレット・Jの美しさが際立つ。ごめんよ、こんな街で。 |
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