みんなのシネマレビュー
巨人と玩具 - なんのかんのさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 巨人と玩具
レビュワー なんのかんのさん
点数 7点
投稿日時 2009-07-01 12:10:12
変更日時 2009-07-01 12:10:12
レビュー内容
昭和30年代、焼け跡の頑張りの時代に、さらに笑顔の時代の層が加わった。無表情で顔つき合わせてしゃべりまくる、ってのを増村の一つの型とするなら、その対極にモデルの笑顔がある。特定の何者にも向かっていない、漠然とした大衆に向けられたコマーシャル用の笑顔。その笑顔を裏打ちするのは、甘いキャラメル、子ども向けという姿勢、夢の宇宙服といった“やさしさ”で、それが宣伝合戦の苛酷を際立たせる。ただがむしゃらな姿勢だけで頑張れた戦後が、さらに複雑ながむしゃらさを要求してきた。高松英郎のモーレツ課長は、ちょっと“日本”を強調しすぎていたようにも思ったが、あの時代あんな感じだったのだろうか。ザラリとしたユーモアがよく、ストーリーの上ではこの喧騒をマスコミぐるみ批判しているわけだけれども、作者は半ばここに溢れているエネルギーに感嘆しているようでもある。野添ひとみの気味悪さが圧倒的。この空疎な笑顔の時代は、現在に至るまで続いているわけだ。この頃の映画はしばしば途中に歌がはいるが、そういう約束事があったのか。
なんのかんの さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2014-03-15エデンの東(1955)87.25点
2014-03-14アゲイン/明日への誓い65.22点
2014-03-13オリバー!76.08点
2014-03-12世界の中心で、愛をさけぶ65.27点
2014-03-11真珠の耳飾りの少女66.33点
2014-03-10ゴースト/ニューヨークの幻77.02点
2014-03-09EMMA/エマ(1988)66.00点
2014-03-08稲村ジェーン42.43点
2014-03-07つぐみ54.96点
2014-03-06ボイス・オブ・ムーン65.25点
巨人と玩具のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS