みんなのシネマレビュー
サザンウィンズ - ぐるぐるさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 サザンウィンズ
レビュワー ぐるぐるさん
点数 7点
投稿日時 2003-12-19 17:29:18
変更日時 2003-12-19 17:29:57
レビュー内容
アセアン二十五周年を記念して作られた「アジア」がテーマのオムニバス。それぞれの作品は短いので(オムニバスだから当たり前なんですけど)正直ちょっと物足りないけど、逆に言うとそれぞれの監督の長編を観てみたい!と思わせるには十分な作品でした。日本の「トウキョウ・ゲーム」は、元典型的会社人間で今は定年を迎え、倦怠期気味の妻と暮らしていた男がヴァーチャル型ゲームで新入社員を再体験するお話。とても刺激的な作品ですが、本当に観るべき人(つまり、同じように仕事一筋で定年後に抜け殻になってしまったような人)にはあまり届かないかも、と思うとちょっと歯がゆい。インドネシアの「ミラージュ」は、田舎から都会に嫁ぎに行く若い娘の話で、題名通り蜃気楼のような幻惑的な作品です。「生命の樹」は倒産寸前になった大会社の社長が、貧しかった子供時代の自分と再会し、語り合う、というちょっと大林作品に通じるようなファンタジー。僕が一番面白かったのがフィリピンの「アリワン・パラダイス<娯楽天国>」という作品。民衆の不満をそらす為に政府が「娯楽省」を設立して、さまざまな芸人をオーディションにかける、という話なのですが、オチがまるで「博士の異常な愛情」を思わせるような痛烈な皮肉になっているのが印象的でした。それぞれ全然違う話なのに、実は深い所でテーマがつながっている、意欲的な企画だと思います。
ぐるぐる さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2011-08-28南京!南京!107.50点
2010-07-28アマルフィ 女神の報酬94.83点
2010-07-28借りぐらしのアリエッティ75.69点
2010-07-28目撃(1997)85.74点
2010-07-28インビクタス/負けざる者たち87.08点
2010-07-10ヒーローショー96.87点
2008-08-24妄想少女オタク系77.00点
2008-08-24青空のルーレット42.50点
2008-08-24ROBO☆ROCK33.66点
2008-06-02靖国 YASUKUNI94.22点
サザンウィンズのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS