みんなのシネマレビュー
ドイツチェーンソー大量虐殺 - Yuki2Invyさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ドイツチェーンソー大量虐殺
レビュワー Yuki2Invyさん
点数 2点
投稿日時 2020-02-24 23:55:33
変更日時 2020-08-09 21:48:30
レビュー内容
見た目の話だけをすると、ドイツ版『悪魔のいけにえ』、ただしチェーンソーは出て来れどレザーフェイス的なのは出て来ない。グロ描写も総じて超チープなスカタン(量は結構多いけど)。展開運びも全体的に相当に訳ワカメで、単純に映画として観る場合の価値は決して高くない(頭に火を付けるウド・キアーが多少ユニークなくらい)。

真の問題・論点はやはり、無辜の東独移民を西独民が無差別に虐殺しまくると言うテーマ部分のインモラルさであろう。ドイツの東西統一直後の作品ながら、本作には東独民に対する純粋な憎悪(彼らの西への流入によって雇用が奪われることへの理性的な批判であるとか、分断された民族の同族嫌悪的なエクスキューズだとかを感じさせない、ゴキブリに対するかの様な根源的で救い様の無い感情)しか感じ取れない。本作のグロ描写は、シンプルにグロ映画が好きだから映像的にチャレンジしていると言うよりは、本当に東独民が憎いが故に奴等を挽肉にしてやりたいという意味で挿入されているのであり、だから描写のチープさはある種問題の外なのである。

何故、シュリンゲンズィーフは本作をここまでラディカルに撮ったのであろうか(売名行為ならばまだ「救い」はあるが、本気でやっているなら間違い無く彼は病気だし、彼を生んだ西ドイツ映画界・社会も病んでいるのだと思う)。放送禁止系の映画としては、ある意味で稀代の一作。
Yuki2Invy さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-29ゴジラ×コング 新たなる帝国65.77点
オオカミの家88.00点
2024-04-14aftersun/アフターサン66.00点
2024-04-14トロイ(2004)65.86点
2024-04-09ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀56.67点
2024-04-06オーメン:ザ・ファースト66.50点
2024-04-04オーメン/最後の闘争33.71点
2024-04-03オーメン2/ダミアン55.18点
2024-04-02オーメン(1976)87.02点
2024-04-02愛の新世界76.61点
ドイツチェーンソー大量虐殺のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS