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タイトル名 |
ルパン三世 カリオストロの城 |
レビュワー |
ぞふぃさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2007-06-27 14:15:12 |
変更日時 |
2007-06-27 14:43:02 |
レビュー内容 |
この映画を観るたびに、頭を過ぎるストーリーがある。それはテレビアニメ、ルパン三世のファーストシリーズ、第11話「7番目の橋の落ちるとき」。 別に特に似ているストーリーと言うわけではない。が、共に宮崎作品特有の可憐な乙女を救うために活躍するルパンの姿た描かれているという点に通じるものがあるこの2作品なのだが、私にとってはこの「見ず知らずのカワイコちゃんを助けるために鮮やかな手並みで仕事を為し遂げる『7番目・・・』のルパン」がこういう騎士的設定で認められるギリギリの姿なのである。だから、それよりコテコテと飾り付けられてしまった感のある本作は、どうしても引いちゃうんだよね。例えばヨーロッパの姫君とか、昔助けてもらったというエピソードとか、「おじさま」という呼び方とか、銭形のあのラストのセリフとか・・・ うーん、つまりさぁ、私の愛するルパンの女性守備範囲はやはりオトナの女が基本で、16歳のウブなお嬢ちゃんはちょっとした気の迷いっつーか、ほんのつまみ食い損ねぐらいに描いて欲しかったワケ・・・まあ、「7番目・・・」が30分足らずなのに対しこちらは劇場公開の長編なわけだから内容をクドくしなくちゃならないのもわかるんだけど、やっぱロリコンのルパンなんてのは観ているとおしりがムズムズしちゃう。・・・そんなもんなので、点数もこんなんです。ごめん、勘弁しといてください。
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