みんなのシネマレビュー
トゥルー・ロマンス - 飛鳥さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 トゥルー・ロマンス
レビュワー 飛鳥さん
点数 6点
投稿日時 2018-06-05 10:19:14
変更日時 2018-06-06 02:21:59
レビュー内容
ずいぶん前に知人が絶賛して勧めてきた映画。
見たときの感想はこの人とは趣味が合わないなと。
内容はあまり覚えておらず「俺たちに明日はない」のようなカップルの逃避行くらいの記憶しかない。
ところがものすごく久しぶりに見てみたら意外と面白かった。
元警察官の父とマフィアとのやりとりは緊迫感があって目が離せない。
拷問中なのにシチリア人ボスに向かって黒人のムーア人がシチリア人女性を犯しまくって混血の子を産んだんだと嘲笑する。
爆笑するボスのはらわたが煮えくり返っているのが伝わってくる。

昔は気づかなかったが役者も揃っていて、ゲイリー・オールドマン、デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケン、サミュエル・L・ジャクソン、クリス・ペン、ブラピ、サニー千葉までいたのにはビックリ。
それぞれの個性の光るキャラで良い味を出していた。
おまけだけれど、木琴のようなテーマ音楽も好きだったラジオ番組のオープニング曲だったのに気づいてニンマリ。

ただ、この犯罪者カップルのハッピーエンドはまったくスッキリしない。
何人も死んだ中には殺されて当然の人間もいたが、死ななくてもいい巻き添えのような不幸もあった。
日本でも酷い犯罪で他人を何人も不幸にしながら自分はのうのうと生きている奴らがいるが、そういう姿とかぶる。
こうした人間は幸せになってはいけない。ボニーとクライドのように、破滅型の人間は破滅で終わらないと。
ラストでブチ壊しにされた気分。
現実社会ではちゃんとした贖罪もなく幸せな家庭を築く犯罪者に、やりきれない鬱憤を感じることのほうが多い。
映画くらいそうした鬱憤を晴らしてほしかった。

脚本を担当したタランティーノは、二人仲良く撃ち殺されて終わるラストを書いたとか。
ところが、トニー・スコット監督の判断でラストを変えて、タランティーノは激怒したらしい。
そりゃあ怒るでしょ。タランティーノに同情する。
せめて、クラレンスは死んだけどアラバマは彼の子供を産んで幸せに暮らしましたって程度なら良かったけど。
飛鳥 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2021-01-04シンプル・シモン67.40点
2020-12-31スウィート17モンスター36.80点
2020-12-27グリーンブック87.97点
2020-12-27家族を想うとき76.90点
2020-12-27運び屋56.98点
2020-12-27ひとりぼっちの青春47.78点
2020-12-26レスラー57.19点
2020-12-09ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド66.88点
2020-12-09プライベート・ソルジャー<TVM>77.94点
2020-12-09シング・ストリート 未来へのうた47.28点
トゥルー・ロマンスのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS