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ポセイドン・アドベンチャー(1972) - 田吾作さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ポセイドン・アドベンチャー(1972)
レビュワー 田吾作さん
点数 9点
投稿日時 2020-08-07 10:53:12
変更日時 2020-08-07 11:56:19
レビュー内容
往年の名作を遅ればせながら初鑑賞。

近年のCG満載のディザスター・ムービーを見慣れた目で観ても、十分に見応えがあった。
序盤では主要人物のキャラクターをひととおり観客に紹介したところで、転覆事故が発生するタイミングは絶妙な流れで、
その後の脱出劇を含め、最後までダレ場が一切なく作品世界に引き込まれる。

この主要人物達のキャラクター造形や男女・年代構成もよく練られており、知らないうちに感情移入している自分に気づく。
カメラはひたすらこのグループを追い続けており、全体の状況がどうなっているかわからないまま、観客もこの脱出劇に嫌が応にも釘付けにされる仕組みは、後年の「CUBE」などにも引き継がれている手法だ。

なぜか女性がホットパンツや文字通りパンツ姿で、惜しげもなく脚線美をさらしながらの脱出劇というのも、後年のパニックムービーのスタンダードとして定着している。

天地が逆さまになっているセットや、水中の撮影、リアルな衣装の汚れ具合等も含め、撮影現場に注がれたエネルギーは近年の作品の比ではないことも容易に想像できる。

名優ジーン・ハックマン演じるスコット牧師の「神は人々を守らない」「神は自分自身の中にいる」との信条も新鮮であり、運命は自らが切り開くべき、との
主張を身で表したような勇気ある行動により、最後は観客自身も何ものかから解放されていくようなラストは映画史に残る名シーン。
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