みんなのシネマレビュー
狐の呉れた赤ん坊(1945) - 彦馬さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 狐の呉れた赤ん坊(1945)
レビュワー 彦馬さん
点数 9点
投稿日時 2004-09-29 00:11:20
変更日時 2004-09-29 00:13:14
レビュー内容
捨て子を拾う→苦労して育てる→父子の愛情、これはどうしてもチャップリンの「キッド」を思い出しますね~。「キッド」は最初から捨てた母親を見せることで演出していきますが、こちらは狐退治に出かけたら赤ちゃんが捨てられていた、と親が誰なのかを謎めかすことで後半へとつなげていきます。まずは阪妻演じる“張子の虎八”が赤ちゃんの泣き声を聞いた後、そこに挿し込まれる張子の虎、頭がゆらゆら・・・カメラが引くと橘公子が張子の虎の頭を揺らしている、なんかこの冒頭のシーンだけでお互いに反目し合うもののほのかな二人の愛情をがにじみ出て、こちらもゆらゆらといい気分です。そして圧巻は、この子供、善太の具合が悪くなり虎八が名医を連れてくるシーン。脈をとる医者、心配そうに見守る虎八たち、頷きながらこつんと張子の虎の頭を揺らす医者、ゆらゆらとした張子の虎のアップ、少し表情をゆるめる医者、その表情を見てなんともいえない笑みを浮かべる虎八。いっさい台詞なしで語られる名シーンであります。また年の経過を相撲人形で語ったり、丸根賛太郎さんは初めて見ましたがセンスある人ですね~。後半はもうお涙頂戴の人情話ですが、けっしてべとつくことのない佳作へと仕上がっております。狐につままれたような話ではございませんのでご安心ください。う~ん「キッド」も久々に見たくなってきたぞ、ということでこの後「キッド」も見たのでありました。
彦馬 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2007-02-17Gガール/破壊的な彼女65.71点
幸せのちから85.51点
2007-01-10かもめ食堂96.62点
2007-01-10スワンプ・ウォーター88.00点
2007-01-10結婚の夜87.00点
2007-01-10ガラスの脳85.12点
2006-12-12小早川家の秋97.10点
2006-12-12東京の宿76.44点
2006-12-12戸田家の兄妹98.18点
2006-12-12淑女は何を忘れたか107.73点
狐の呉れた赤ん坊(1945)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS