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忠臣蔵(1958) - アングロファイルさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 忠臣蔵(1958)
レビュワー アングロファイルさん
点数 8点
投稿日時 2013-12-23 20:41:27
変更日時 2013-12-23 20:45:06
レビュー内容
何を隠そう、忠臣蔵ってちゃんと見たことがありませんでした。一度大河ドラマを見始めたのですが、途中でリタイア。その後もあまり興味が湧かず、今回初めてキチンと見た次第。
とりあえず本作に関しては、台詞回しが時代がかっていてよいです。そもそも時代劇なのにこう言うのも変ですが、最近では時代劇の台詞もわかりやすいように、平易な表現に流れやすいように思います。しかし本作では、キッチリとしたいかにもな時代劇の言葉遣い。映画よりもむしろ舞台の台詞回しに近いのではと思います。人物の所作にしてもそのようなところが感じられ、ある種の古きよき伝統を味わえました。
内容はまさに娯楽の王道で、勧善懲悪。善悪の役割がはっきりしていて、特に悪のボスである滝沢修の憎々しい吉良など、おみごとでした。善玉である赤穂の浪士側では、人情味のあるエピソードが多く、いかにも庶民(町民)が喜びそうな趣向でした。こちらのボスである大石も、大変できた人物であると描写されています。今忠臣蔵を作るとしたら、そこに何らかの「意味」が付け加えられることは不可避だと思います。なので、そうしたテーマ性のない単純な物語は、今となってはかえって貴重でしょう。
けっこうフィクションのエピソードが入っているであろうことは想像に難くありません。現実に起こった赤穂浪士の討ち入り事件(武士の物語)を、大衆娯楽である「忠臣蔵」(町人の物語)へと転換させたことがわかり、なかなか興味深かったです。
映画としては、先に書いたような古きよき伝統を大いに楽しみました。こうした味わいのある映画やドラマは、もはや製作できないかもしれません。
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