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馬鹿が戦車(タンク)でやって来る - オオカミさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 馬鹿が戦車(タンク)でやって来る
レビュワー オオカミさん
点数 9点
投稿日時 2003-11-22 22:05:48
変更日時 2003-11-22 22:06:08
レビュー内容
本作でハナ肇が演じた役は、「男はつらいよ」シリーズの原点になったとも言えるものです。単なるコメディではなく、その背景に悲哀が感じられる傑作です。太平洋戦争中、少年戦車兵だったハナ肇は、田舎の家で、耳の悪い老母と、(鳥に憧れる)知恵遅れの弟(犬塚弘)と一緒に住んでいます。一家は土地の境界をめぐって地主(花沢徳衛)ともめています。その村いちばんの美人(岩下志麻)に惚れているのですが、ブ男の彼はみんなから馬鹿にされる日々です。そんなある日、彼女の快気祝いの席上での侮辱に、こらえにこらえていたハナ肇の態度が一変します。実は家の煙突に偽装して戦車を隠し持っていたのです。彼はそれを乗り回して村中を暴れ回ります。駐在所の警官がひとりだけの村では、小さな戦車とはいえ立ち向かえるはずもなく、彼のやりたい放題が続きます。ところがある日、彼の弟(犬塚弘)が火の見櫓から転落するという事故があり、そのまま死んでしまいます。するとそれまであれほど暴れ回っていたハナ肇が、弟の死体を戦車に乗せて、どこかに消えてしまったのです。村人達が戦車の轍の跡を追いかけると、山を越えて海へと続いていきます。そのままどうなったかは語られませんが、皆さんどう想像しますか? いわれのない差別や、あくどいことをする人々を皮肉り、笑い飛ばす山田洋次の演出は見事です。
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