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タイトル名 |
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア |
レビュワー |
Sgt.Angelさん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2008-08-16 03:18:51 |
変更日時 |
2009-02-08 20:38:45 |
レビュー内容 |
端から見てしまえば、結構酷いことやってる二人。いいじゃないか最期なんだから、とばかりに偶然手に入れた金で好き勝手遊び回る、回りに迷惑かけようとも。でもそれが人生最期の瞬間である二人は、いちいち構ったりしない。ガキの遊びのように、いたずらをするみたいに悪事を繰り返し、時々自分達の残り時間を痛感し、ちょこっとカッコつけたような台詞がホントにカッコイイ。それにニコニコ笑う二人を見ると、どうしたって許したくなっちゃう。ギャングをはじめ、みんな二人の最期に付き合ってあげてるんじゃないかというくらいのマヌケっぷりも、愛嬌があってなんだかいい。ハチャメチャなことをして、やり残した事は無い、と海を眺める姿から切なさがにじみ出る。まだ生きたいという願いはあったと思う。そんなことをまさに背中で語る姿には泣けてくる。 「Knockin' On Heaven's Door」最後の最後にタイトルにもなったこの曲がかかります。本物のディランファンの方に比べれば、足下にも及ばない駆け出しファンですが、自分の中ではこの曲、特別優れているという訳ではありませんでした。しかし、この映画にはピッタリあっています。この映画とセットで聴くと文句なしに素晴らしいのです。 |
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