みんなのシネマレビュー
曲馬団のサリー - ユーカラさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 曲馬団のサリー
レビュワー ユーカラさん
点数 10点
投稿日時 2014-02-13 00:42:32
変更日時 2014-02-14 13:21:06
レビュー内容
ホークス『ハタリ!』の遥かな先駆けともなる小象のアクション。
迫力の白煙と放水の中で繰り広げられる列車と自動車の痛快アクション。
加えてキャロル・デンプスターが身体を張って懸命に走る、飛ぶ、よじ登るの
クライマックスの大アクション。
そして随所に散りばめられたユーモラスなギャグに、華やかなダンスシーン。

その盛りだくさんのエンタテインメント精神も感動的だが、
それ以上にこの原初的アメリカ映画が胸を打つのは、
その快活なヒロインがふと垣間見せる、人を恋う孤独の表情だ。

南部のカーニヴァルにやってきたデンプスターが街中を一人で歩く。
誰のものとも知れぬ「母を悼む」墓石に彼女は一輪の花を手向ける姿が愛しい。
育ての親W・C・フィールズを慕い、幾度も抱き合い、全身で情愛を示す。
招かれた祖父母の家で、それと知らずに祖母と見つめ合い、触れ合うショットが美しい。

人を恋う、その普遍的・根源的なエモーションとアクションとの一体化が
強く心を引きつけてやまない。

ラスト、一人去りゆくW・C・フィールズに必死にしがみつくデンプスターの
見目はばからぬ懸命な身振りには涙、涙だ。
ユーカラ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-02-14キリエのうた26.00点
2018-03-11坂道のアポロン56.00点
2018-02-28シムソンズ77.41点
2018-02-28空海 KU-KAI 美しき王妃の謎54.85点
2018-02-25リバーズ・エッジ55.33点
2018-02-24キングスマン: ゴールデン・サークル76.37点
2018-02-18グレイテスト・ショーマン97.34点
2018-02-18羊の木76.00点
2018-02-18マンハント(2017)54.70点
2018-02-07不能犯54.33点
曲馬団のサリーのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS