蜘蛛女(1993) - たきたてさんのレビュー - みんなのシネマレビュー

蜘蛛女(1993) - たきたてさんのレビュー

レビュー内容
タイトル名	蜘蛛女(1993)
レビュワー	たきたてさん
点数	6点
投稿日時	2011-09-18 14:10:36
変更日時	2011-09-18 14:10:36
それほどジャックがだめ男に見えませんでした。むしろ、ずっと窮地に立たされている中で、結構頑張っていた気がします。確かに浮気はだめですが、それ以外はおおむね良かったのでは。最後まで奥さんを愛していたし。浮気相手のシェリーが帰ろうとするのも黙って見送ったし。マフィアにはっきりと「無関係の人間には手を出すな」と言ったし。マフィアのボスに人殺しを依頼されてもはっきりと断ったし。結局脅しに屈してモナの命を狙うことにはなりましたが、それは人間に自己防衛本能がある以上仕方がないです。何より、いよいよ窮地に立たされたとき、まずまっさきにナタリーの身を案じ、お金をすべて預けて、５月１日と12月１日に会う約束をして逃がしたのがとても良かった。そして、あのマフィアグループでさえ殺せなかった蜘蛛女を殺すことに成功しました。本当のだめ男にはこんなことできません。

たきたてさんの最近のクチコミ・感想