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タイトル名 |
半落ち |
レビュワー |
goroさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-11-08 04:36:22 |
変更日時 |
2004-11-08 04:36:22 |
レビュー内容 |
皆さん同様、樹木希林の出色のピカイチ演技に感動したので、いちおう6点入れますが、あれがなかったら、もっと点数は低かった。なぜかというと、「半落ち」を続けなければならない理由がよくわからんのだ。整理してこの映画が言っていることをまとめれば、「アルツハイマーで魂をなくして生きるくらいなら、臓器移植のドナーになりましょう」と言っているのではないのか?それではさすがに言い過ぎと思ったのか、「魂をなくして生きる」者に生きる価値がないかどうか、誰にも「裁くことはできない」と良心的判事に言わせて、主張をぼかしてしまった。だから、結局この映画は「泣きのための泣かせる映画」にすぎなくなってしまった。「ああ、泣いたな」という記憶しか、あとに残らないのではないですか。アルツハイマー者の描き方にも疑問が残る。彼らは「魂をなくした」ということなのだろうか? |
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