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タイトル名 |
処刑軍団ザップ |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2021-03-23 21:47:26 |
変更日時 |
2021-03-23 21:47:26 |
レビュー内容 |
若者グループが悪魔崇拝チックな儀式をやってる冒頭は、ストーリー上はどうでもいい気がするのだけど、この若者どもがどうしようもない連中だということと、この映画がどうしようもない出来だということだけはよくわかるので、このシーンを入れただけの価値はあったかな、と。 この若者どもにお爺ちゃんをイジメられた孫が、腹いせに狂犬病のイヌの血を仕込んだパイを彼らに食わせる、という、それ以上でも以下でもないオハナシなんですけれども、感染が多少広がって、工事のおっちゃんたちがヘルメット姿で襲ってくるマヌケな光景とか、彼らにパシャパシャ水を掛けて追いはらうマヌケな光景とか、音楽なのかアラーム音なのかよくわからないマヌケな電子音のBGMとか、普通の映画では味わえない要素もいろいろと楽しむことができます。 しかし結局のところ、せっかく悪魔崇拝みたいな導入部を入れたにもかかわらず、狂犬病なんていう、やけに具体的で限定的なネタに落ち着かせてしまったのは、やっぱり失敗だったんじゃないかなあ。 撮影のために平気で動物を何匹か殺しちゃってそうなのが、少し、気になりました。少しだけ、ですが。 |
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