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雪国(1957) - 青観さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 雪国(1957)
レビュワー 青観さん
点数 8点
投稿日時 2008-11-03 10:30:49
変更日時 2008-11-03 10:40:36
レビュー内容
芸者駒子を演じている岸恵子、これはもう皆さん指摘の通りであり、おそらくこの映画を一度でも観たことのある方なら誰もが思うに違いない。岸恵子という日本映画の歴史において間違いなく名を残す大女優の演技、あの眼、表情、拗ねる時の顔付き、甘える表情、そうかと思うと笑ったり、泣いたりと色々な表情を自然体に表現しているところなど正しくこれが女優の演技であると言いたい。その美しさ、それは表情だけでなく振る舞いから何から日本の女性の美しさ、本当の美しさというものを見事に演じている。そして、私がこの映画の中で最も痺れた瞬間、鳥肌が立った瞬間は駒子演じる岸恵子が池部良演じる島村という男の前で三味線を弾く場面で、この時の手の動き、流れる音の美しさ、この場面のあの緊張感ある中でそれを全く感じさせずに演じきって見せた岸恵子、この時のあの三味線を弾く場面、相当練習したんだろうなあ!そうでなきゃあんなにも素晴らしい音など出せる筈がない。この経験があったからこそ後の市川崑監督、岸恵子の代表作と言える傑作「悪魔の手毬歌」の中で同じように三味線を弾く場面が出てくるけど十分に生かすことが出来たと思えるし、この映画のあの駒子の三味線を弾く場面だけでもこの映画は岸恵子という女優にとっての忘れられない代表作に挙げても良い。そして、勿論この美しい四季の香りを残しつつ女が強く生きて行く人間ドラマとして見応えあるものを作り上げた監督、豊田四郎監督の代表作の一つと言っても間違いない。最後にもう少し!岩下志麻の駒子の「雪国」もあるけど、岩下志麻の駒子も観てみようかなと思う。
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