みんなのシネマレビュー
9|11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実 - veryautumnさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 9|11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実
レビュワー veryautumnさん
点数 9点
投稿日時 2004-02-11 23:27:48
変更日時 2006-01-07 08:00:51
レビュー内容
「9・11」と聞いて、「テロ機がWTCに突っ込んで崩壊させた事件」と言うのは容易だが、よくよく考えてみれば、あの事件がひと段落して全貌がある程度解明されてから初めて「9・11」という呼び方が定着したのであって、事件当初からそのように便利なキーワードがあったわけではないことに思い至る。日本の「地下鉄サリン事件」とか「阪神・淡路大震災」がそうだったように、事件が発生したあの朝は、何が起こっているのか誰にもわからなかったはずだ。あの朝、消防士達は何が起こっているのかわからぬままに現場に行き、情報が錯綜して混乱するなかで精一杯自分達ができることをしようと模索した。そして、依然として何が起こっているのかわからぬままに、大音響の暗闇にカメラとともに消えるのだ。混乱、混乱、混乱...。あとになって思えば9・11だけれども、あのとき起こっていたのは9・11ではないことを、このフィルムを観ると痛感する。要するに大事件とは、どこもかしこも混乱した現場の集合に過ぎないのだから、「事件は現場で起こっていなかった」と逆説的に言うことができるのかも知れない。もちろん,このドキュメントフィルムには「その後」もあり、現場が「事件」になっていくさまもあからさまに記録されている。このような作品が作れたのは、もちろん運命のめぐりあわせもあっただろうが、製作者の兄弟がすでに数ヶ月もの間消防官と寝食を共にし、信頼関係を築いてきたことも大きかったのだと思う。それが世紀の映像なのにもかかわらず、全く気負ったところがない抑えた筆致に如実に現れていると私は感じた。
veryautumn さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2010-05-08第9地区97.07点
2010-02-23ハゲタカ65.46点
2010-02-23グラン・トリノ77.87点
2009-02-17アフタースクール87.20点
2009-02-15ぐるりのこと。97.02点
2008-11-27ハッピーフライト(2008)76.57点
2008-09-27おくりびと87.03点
2008-08-08クライマーズ・ハイ(2008)85.55点
2008-07-20アメリカン・ギャングスター76.78点
2008-07-20インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国55.86点
9|11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS