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タイトル名 |
グラディエーター |
レビュワー |
神谷玄次郎さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2003-12-17 10:28:42 |
変更日時 |
2003-12-17 10:32:05 |
レビュー内容 |
それなりに迫力もあり、それなりに面白いストーリーだが、今ひとつ感情移入できない。それがために最後の大観衆の場面でも盛り上がりに欠ける。そういう印象を持ちました。これはそれぞれの登場人物が持つ葛藤と、それに対応する実行動に、微妙なズレがあったからではないでしょうか?暴君コモドゥス自身が闘うことを選んだことにしても、見方によっては自ら死を選んだのではないかとも思えるほどの自殺行為ですし、相手を弱らせる策を講じているくらいだからそうではないらしい。マキシマスはローマ帝国に忠誠を誓ったのか、それとも先帝を愛していただけなのか。などなど、単純な「動機と行動」に対して納得できないところがあったのが原因ではないかと思います。先帝アウレリウスは名君ではあったとは思いますが、あそこまで庶民的だったのでしょうか・・・。 |
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