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嗤う伊右衛門 - TANTOさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 嗤う伊右衛門
レビュワー TANTOさん
点数 5点
投稿日時 2012-12-08 02:59:38
変更日時 2012-12-08 02:59:38
レビュー内容
「情けにしても恨みにしても受けるほうにその気がなきゃ成り立たねえ」
「想いっていうのはね、どんな想いでもそのまんま相手に伝わるなんて事はねえんでさ」
なぜか又市(=香川照之さん)のこの台詞が残りました。

良いか悪いかはともかく、とかく台詞の長い作品だったと感じます。ワンシーンの中にとても長い台詞が入れられており、またその台詞がとても熱がこもっていて良い!!それは時代を反映してなのか京極作品所以なのか、はたまた俳優陣の名演なのか。ともあれなんとも情緒的で粋な表現に京極作品を感じました。

京極夏彦さんの本は京極堂シリーズでいくつか拝読しましたが、この作品は未読。どんな話なのかと思いながら観ていましたが、かなり地味な展開の話という印象でした。もし仮にこの時代設定当時の感覚を持っていてその上でこの映画を観るならだいぶ違った印象になるのでしょうが、テクノロジーが発達しまくった現代人文化にどっぷりの私には、怪奇の一つでも起こってもらわないと少々物足りず。
というのも作中に起こる出来事は、まあ言ってみれば時代劇的ドロドロラブドラマ。痛々しいシーンやグロテスクなシーンもありますが「おおっ!」というシーンは皆無といって良いでしょう。上述のように俳優陣はとても怪演されているのでそれだけでも見る人には見応えがあると思います。私がドンパチやSFが好きな子供っぽい性格というだけで・・・。

しかし作品に合ってない演技の人もいました。椎名吉平さんと池内博之さんなんかはまさにその例。なんというか二人とも、時代劇の悪役って言うより現代のチンピラって感じの演技で、雰囲気出してる他の俳優と比べるとだいぶ浮いて感じる。成りきれていない感じ。そこがマイナスかな。

しかしそれ以外の俳優陣がとても見応えある作品だと思います。出演してる方に興味があれば是非。
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