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タイトル名 |
ジェーン・エア(1944) |
レビュワー |
kinksさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2017-12-27 22:34:46 |
変更日時 |
2017-12-27 22:36:46 |
レビュー内容 |
この映画は、話を無理にひねりすぎているような印象であまり感心しない。唯一の見どころは、圧倒的な存在感で魅せるオーソン・ウエルズに尽きる。 あの不敵な面魂、声の良さ、セリフ回しのうまさ、演技の自然、どれをとってもマーロン・ブランドの上を行く。同じブロンテ姉妹の作品に「嵐が丘」があるが、ヒースクリフの役をオリヴィエではなくオーソン・ウエルズした方がよっぽど良かった、と思わせるような演技の出来栄え。まさにアメリカ映画界の産んだ鬼才。 あと少女時代のジェーン(ペギー・アン・ガーナー)もうまかった。 ジョーン・フォンティンは、演技的にはやや単調だったが、主張しすぎないところと、清楚で美人過ぎないところが逆に良かったように思う。 |
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