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タイトル名 |
夕べの星 |
レビュワー |
放浪紳士チャーリーさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2008-02-15 12:49:44 |
変更日時 |
2008-02-15 13:31:02 |
レビュー内容 |
何かこれ、ところどころでめったやたらに泣けて困りました。もちろんこれは前作「愛と追憶の日々」ありきの続編なのだけど、監督だけは変わったとはいえ、催涙効果抜群の私の大好きなテーマ曲も、人物のキャラクターも全くそのまんまなのがホント嬉しい。どうしてアメリカ人って、会話の端々にピリッとした皮肉やユーモアを交えるのが易々と出来るんですかねえ・・・?こういう脚本が巧く出来た映画を観るたんびにそう思います。映画の中では写真のみの登場だけれど、前作で亡くなったエマ(デブラ・ウインガー)が、全編にわたって登場人物たちを支配しつつ、ストーリーに濃い影を落としているって感じ。なるほど、あの奔放なジュリエット・ルイス扮する娘は、母親のDNAを引き継いだ娘に立派に成長したわ(笑)老いてもなお枯れない、シャーリー・マクレーンがやっぱりここでも好演。ただラストはジャック・ニコルソンとの海辺のシーン辺りで終られた方が映画としては余韻が残って良かったかもなあ・・・。オーロラの生涯最期の最期まで描いたのは完結はしたけれど、屋根の上に更にもうひとつ軒を重ねてしまったみたい。前作(7点)は見た時、まだ15かそこらのガキだったので、もう一度見直せば評価上がるかも。この前再見した「黄昏」と同じく、これもまた恵まれた環境の方の老後の人生ですね。 |
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