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タイトル名 |
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 |
レビュワー |
Ravenclawさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2017-12-02 15:01:49 |
変更日時 |
2017-12-02 15:01:49 |
レビュー内容 |
ダンブルドア校長は、第3作目からマイケル・ガンボンという人に変わったわけです。 この人があまり似合っていません。一二作目でイメージが確立してしまっているので、別の人が出てこられてもちょっと困るわけです。亡くなったんだからしょうがないけれども。 でも、このキャスティングはちょっと違うと思う。前作までのダンブルドア校長は、なんかこう高貴さがあって、いかにも白魔法の長という感じだったけれども、マイケル・ガンボンのダンブルドアは、かなり怪しげな感じ。 かりに、じつはヴォルデモートの息がかかっていましたという展開になっても、まあそれもありかなと思わせる感じ。前の校長は、そんなことはありえない、悪の干渉は絶対に受けないという雰囲気で、いかにもそれらしかった。
監督も前2作から変わったんですね。クリス・コロンバスからアルフォンソ・キュアロンへ。 原作は3作目からどんどん複雑長大化していくんで、はたして映画化できるんだろうかと周りと話してたんだけど、あまりうまくいっていないみたいだ。エピソードをたくさん散りばめ、原作の内容をできるだけ生かそうとしているけれど、詰め込みすぎた感じがする。
重要な登場人物であるディメンタ-が迫力不足なのも映画的にはどうなのかなあ。 ここぞというときに出して怖がらせればいいのに、最初から出しすぎたせいじゃないかな。
それとドラコ・マルフォイ。映画ではチャチな悪ガキ扱い。それはちょっと可哀相だ。たぶん髪型のせいだよ。オールバックの方が凄みがあってカッコよかったのに。 マルフォイ君が悪ければ悪いほど、父親のルシウスや親玉のヴォルデモートの悪が際立ってくるのに、もったいない。
映画の評価としては、どうかなあ、なかなか評価しづらい。どうせ第4作も見に行くだろうしね。クィディッチのワールドカップもあるし、ハリーの彼女も本格登場するだろうし(ハーマイオニー役のエマ・ワトソンよりきれいなんだろうか)。
ま、ビデオで見とけばいい映画かな。 |
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