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タイトル名 |
THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に |
レビュワー |
まさサイトーさん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2006-02-16 04:22:32 |
変更日時 |
2006-02-16 14:36:17 |
レビュー内容 |
此まで庵野秀明を天才だと評価していきたが、この作品に関してだけは「結局???」としか言いようが無い。あまりのブームでとてつもないプレッシャーが掛かり、流石の庵野秀明も八方塞がりになったということか。テレビ版であるが、「ナディア」の完成度を知っているだけに、もしテレ東が余裕を与えたなら確実にコレとは違う出来になっていたであろうと今でも思う。約10年ぶりに観たのだが、感想としてはそれまでに残っていた断片的な嫌なキーワードがそのまま当てはまる。「皆殺しオチ」「気持ちの悪い量産型エヴァ・主人公達の目」「訳の分からない巨大綾波」、結局”死ぬ事が一番の安らぎ”というどう考えても危険な作品である。勿論、人それぞれに感じ方は違うだろうが、私にはあのシャボン玉の消えるような死に、安らぎは感じなかった。ただ、子供対象のアニメという分野で、これ程残酷で考えさせられるテーマをもってくるのはどうかと思う。近年ニュースを見ていると、何かバランスのおかしな世の中になってしまったとように思うが、「エヴァ」の世界観に近づいているのではという時がたまにある。 |
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