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タイトル名 |
エターナル・サンシャイン |
レビュワー |
杏と蛍さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2005-11-17 21:55:27 |
変更日時 |
2005-11-18 23:29:24 |
レビュー内容 |
つかみきれない映画なのに、すごく共感した。 いつもは、映画を180度の角度で見ている感じ、でもこの映画は自分が中に入り込んで360度見える感じ。変なリアルさを味わった。 映画全体にはどこかもの哀しさがあって、そこに惹かれた。
ノウミソの中にずっと、とどまる自分でない誰か、ていうのは 一緒に過ごした時間の記憶であるとともに、鮮明な感情の記憶をともなう。
記憶を断片的に思い出すシーンで、思い出を「忘れる」ために思い出しているというところが切なかった。 ジムキャリーが深く、たたずんでいるだけでグッときた。悲しげなほほえみ、ていうのか、笑顔が・・・そのしわをみているだけで泣けてくるようだった。 お互いがお互いを傷つけて、壊れてしまいそうな二人だったのに、記憶を忘れても惹かれあう姿をみて、そこに幸せを感じた。
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