|
タイトル名 |
瀬戸内少年野球団 |
レビュワー |
アンドレ・タカシさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-08-18 22:23:22 |
変更日時 |
2011-08-19 09:08:21 |
レビュー内容 |
視点が二つあります。ひとつは戦争が終わった直後の混乱期の地方の島(淡路島)の生活を多角的に描写していて興味深いこと。乱立する価値観のなかで、先生は子供たちにひとつでも確かなものを与えて足元を固めさせようとした。それが野球。だから、試合の勝敗なんて関係ないですね。もうひとつは夏目雅子さんです。本作を最初に観た当時、彼女を特筆した記憶はない。つまり私は彼女の良さが理解できないガキでした。今回は彼女に目を奪われっぱなしだった。凛とした芯の美しさが際立つ女優です。現在の彼女を見られないことが、当時の彼女を美化している傾向はあるかもしれない。それでもこの映画が彼女の麗しい姿を写し取っていることに感謝したい。 |
|
アンドレ・タカシ さんの 最近のクチコミ・感想
瀬戸内少年野球団のレビュー一覧を見る
|