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タイトル名 |
LOVERS |
レビュワー |
マンフロントさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2007-08-25 13:40:02 |
変更日時 |
2007-08-31 11:25:43 |
レビュー内容 |
変にひねらず予想通りの展開にしておけば、映像はきれいだし、衣装はいいし、最高の美男美女だし、で、普通にもっと愛される映画になっていたと思います。何が目的で今までそんなことやってたんじゃーというあまりにもの展開と、何でもありだ、と言わんばかりに開き直ったようなファンタジーなラストに、感動するどころかしらけるばかりでした。物陰からいきなり殴りつけるようなドンデンで観客を突き放し、秋から冬へ一気に変化させるウソっぽさで、悲劇の必然性を台無しにしている。観客の気持ちを操作してやろう、という意図を感じさせては観客はしらけるしかない。 ウソで始まった恋が本物になって、組織と情に引き裂かれる恋の悲劇、というそもそも表現すべきだったテーマに対してすべての表現が従属してこそ感動できる映画になり、美しい絵が輝くはずだったのに。 |
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