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タイトル名 |
アラモ(2004) |
レビュワー |
DeVanteさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-05-07 21:36:47 |
変更日時 |
2005-05-07 21:36:47 |
レビュー内容 |
性格俳優ボブ・ソーントンのクロケット将軍が非常に素晴らしかった。毛唐的英雄視観で描かれるヒーローは食傷気味だったので、その点でオリジナルよりも個人的に評価します。この映画のように起伏がなく淡々と語られる映画は能動的な姿勢を観客に求めるので、合わない人はさっぱり合わないでしょうが、好きな人ならとことん好きでしょう。私は後者ですね。この映画、音楽の使い方が凄くうまくて、内容のコンセプトと合致した音の演出の仕方はちょっと脱帽もの。戦闘シーンでも派手な音楽は一切使われず生音を重視。このセンスは同じ作り手側にある人間としてはもう垂涎ものです(笑) あと、夕闇の使い方と光のセンスが凄い。黄昏どきのクロケット将軍とメキシコ楽奏隊との音楽コラボレーションのシーンはため息が出るほど美しい。大満足でした。8点献上。 |
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