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華氏911 - IKEKOさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 華氏911
レビュワー IKEKOさん
点数 7点
投稿日時 2004-12-13 01:07:44
変更日時 2004-12-13 01:07:44
レビュー内容
正義は、勝った者の物。すなわち、勝てれば全て良しだ。
だから、ブッシュは、正義を手にするために、選挙の捏造や、大量破壊兵器調査の捏造をした。一方、マイケル・ムーアは、正義を手にするために、ブッシュの悪事を誇張する編集をほどこした映画を創った。真実はどちらにも無い。ただ勝者が真実を自称し、新たな現実を始めるだけだ。そして、映画公開直後に行われた大統領選挙で、ブッシュが勝った。正義は、ブッシュの手にあった。
…でもそれは、短期的なものに過ぎないのかもしれない。歴史が一巡しないと、何が正しかったのかは、誰にも分からない。だから、ムーアは、戦い続ける。しかし勘違いしてはいけないのは、ムーアが戦い続けるのは、「負けたから」に過ぎず、正義があるからではないことだ。
……こうした政治上の戦いを、「双方とも、極端」と言って、切り捨てるのは、容易い。だが、政治上の戦いとは、多くの場合に極端と極端の戦いなのだということを、忘れてはいけない。なぜならば、民衆は、極端な意見ほど、熱狂的になり支持するものだから。
だから、極端だからといって、目を背けてはいけない。この映画は、その大切なことを、教えてくれる。そのために創られたものではないけれど、影響力の大きさから、痛感せざるをえないのだ。我々は、この偏った映画を観なければいけないし、その極端さから、その反対にあるものを考えて、自分の考えを構築しなければいけないと思う。
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