映画『私の少女』の口コミ・レビュー

私の少女

[ワタシノショウジョ]
A GIRL AT MY DOOR
(도희야)
2014年上映時間:119分
平均点:7.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-05-01)
ドラマサスペンス
新規登録(2015-10-22)【ヴレア】さん
タイトル情報更新(2025-06-08)【onomichi】さん
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監督チョン・ジュリ
キャストぺ・ドゥナ(女優)イ・ヨンナム警視(派出所所長)
キム・セロン(女優)ソン・ドヒ
ソン・セビョク(男優)ソン・ヨンハ(ドヒの義父)
ソン・ジョンハク(男優)オム・チュンホ警部(派出所班長)
脚本チョン・ジュリ
製作イ・チャンドン
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💬口コミ一覧(10点検索) [全部]

1.ネタバレ イチャンドンの映画はいつも唸らされる(今回は製作者ですが)。透徹とした眼差し、情に流されない確かな人間を観る眼。これは私見なのだが、「ペパーミントキャンディ」で既に世界を見る眼を持ってしまった、稀代の天才映画監督イチャンドン。彼は、人の心をうつ作品を新たな視点からどんどん産み出していく。まるで何で皆、こんな作品を創らないかと言わんばかりに、周りが職業として映画監督になっていく中で、彼は静かにメッセージを放っていく。そこには覚悟のようなものも感じられる。まるで、彼は芸術としての作品を創り続けていけば、いつか自分の身にも破たんが来ることを分かっていつつ、静かに作品を紡いでいってるように感じられるからだ。彼の遺言のような作品を、僕はいつまで観続けることができるのだろうか、と不安に駆られつつも、新しい作品を楽しみにしている自分の、観客でいられる狡さという罪悪感を感じつつ、待ち続けている。僕は表現に「詩」というものを救いに思っていた。最後はどんな作家も「詩」のような結晶になって、幕を閉じていただけたら、と。そういえば彼は「詩」をも前作「ポエトリー」で対象にしてしまった。あれは美しいものを美しいと言わなきゃ、世界が壊れるという詩だった。今回の、本作品は、実は自分の心を誰か溶かしてくれと言ってるのではないか?とすら思える。もう世界が彼を認めてるはずだ。どうか幸せになってほしいと心から、この良心の作家に敬意を表します。
トントさん [DVD(字幕)] 10点(2016-02-21 00:27:36)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.40点
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