たかの開発にっき

 

キサラギ(2007年【日】)

博多では今週金曜に終了とのことで、
急いで見に行きました。

お金を掛けた派手なシーンや、豪華キャストじゃなくっても、
十分に面白い映画が出来るという好例ですね。これは。


皆さんおっしゃる通り、脚本の練られ方が凄いですね
多分もう一回見たら、また違う楽しさを感じられそうな気がしましたよ。

台詞もかなり多いのに、見終わってみると無駄な台詞ないねぇ。
ちょっとした複線もきちんと片付けてくれてるので、
ジグソーパズルのピースが次々とはまっていくようでした。

回想シーンの演出も斬新で良いっすね。

で、この素晴らしい脚本をすんなり受け入れられたのも、
5人の俳優陣の熱演の賜物でしょう。

香川照之さんはさすが。圧巻ですね。
しかもイチゴ娘て(笑)
香川さんだからこそなんですけど
変質者ぶりが凄すぎ。今も思い出したら笑ってしまう。
ファミリーピュアを絶妙のタイミングで言い過ぎ(笑)

香川さんが圧巻でしたけども、他の4人もそれぞれ
良い味が出てて、しかも演技も申し分なし!!

ユースケって結構上手いんだね。と思ったり。

とにかく理屈抜きで面白いとはこのことですね。

で、ラストですが(↓かなりのネタバレしてます)。

宍戸錠はアレですけど、「ちゃっかり1年後も皆集まってんじゃん」って分かっただけでも
ちょっと良かったんですけどね
評価:9点
鑑賞環境:映画館(邦画)
2007-09-11 11:29:08 | 映画関連 | コメント(0) | トラックバック(0)