SCAT/くちずさむねこ(2007)

 

アイアン・スカイ(2012年【フィンランド・独・豪】)

評価の角度を変えるだけで0点にもなるし8点にもなる映画。いろいろ悩んだんですが最初のレビューなんで、一般人目線で点をつけました。ドイツのSFコメディを観た事のない方は避けておくのが無難でしょう。

ま、4年間待たされた割にはガッカリではあるんだよね。月面でどうやって酸素を確保してるとか(地下の酸化鉄を太陽エネルギーで還元、酸素を分離してる…ってあたりを想像してました)、そういうハードSF面がスポッと抜けてるんで…『Uボート』っぽい感じを期待してたんだよなあ。

ただ、エンドクレジット後に1秒ほど映る「オチ」だけはSFファンとして高く評価します。ほぼ『JEM』『星を継ぐもの』に匹敵する凄いエンディング。ていうか仮に『JEM』を書いたフレデリック・ポールがノヴェライズしたら、力こぶ入れまくってゴリゴリと重厚な未来ディストピアSFに仕上げるに違いない(やるわけないがw)。
それだけのポテンシャルは持ってるんだよね。なんだろう、この設定と完成物のヘナチョコなギャップは…なんかゴジラのデジャヴを感じまくっておりました。

詳しいレビューは後日…今日は脱力しすぎ…。
評価:4点
鑑賞環境:映画館(字幕)
2012-10-02 01:38:08 | 実写作品 | コメント(0) | トラックバック(0)