SCAT/くちずさむねこ(2007)

 

インスタント沼(2009年【日】)

見通すのに2年もかかったエスねこ的超大作でした。
で、のっけからネタバレ行きますけど、

この映画って、ちゃんと話を整理したら、真のジャンル区分は『伝奇ロマン』になるんですよね? これには相当ブッ飛びました。飛ばさせて頂きました。I can fly。

各種アイテムやエピソードにモチーフが細かく反映されているだけに、観るのが超しんどい作品でした。底なし沼・しおしおミロ・ジリ貧・はったい粉・水道の「蛇」口・ホース……。
他方、出生の秘密を持つ町娘・霊感を持つ一族・一見価値のない相続物……と、伝奇モノ(そしてその現代的派生版である怪獣モノ)の定型を、律儀なまでに踏んでいる(観客にはわからないように、ってとこがミソかな)。
なぜあの語り口を採用したのか、も民話との関係性を考えれば自然だし、クライマックス後の伏線回収の無駄な整合性も、民話の特徴といえる語法だし。とにかくこの作品、何から何まで、上のレベルから下のレベルまで統一が図られてるのが凄すぎ。
いやいや、やっと見通せた疲労でまだ書きたいことがまとまらん…この項続く。
評価:10点
鑑賞環境:DVD(邦画)
2013-07-08 02:50:11 |  | コメント(1) | トラックバック(0)
伝奇ロマンとは気付きませんでした。面白い視点をありがとうございます。
受信日時:2018-05-20 22:31:16( パルプンテ未遂G さん)