60.これを見た今現在、ちょうどこの映画の中で扱われているもの(他人への好意、嫉妬、性欲、傲慢などなど・・・)について悩んでいる青春真っ只中なので、「監督!オレにどうしろっちゅうねん!」と思った。いやー、キッツイ映画やわぁー。 【ゆうろう】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-03 19:20:49) |
59.最初なチョークで書かれた街並みにかなりの違和感がありましたが、だんだんとその光景が普通に慣れてきて映画の中に吸い込まれていくようでした。人間の嫌な感情があからさまに描かれすぎてて辛くなる所もありましたが、最終的にはスッキリした気分になれた私って・・・。(笑)舞台のリハーサル中のようなセットの中で映画が作れたのはビックリです!! 【愛しのエリザ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-28 14:39:03) |
58.一連の悲劇は何が原因で起こったのか。誰が悪くて、何が正義なのか。終わったあとそんなことが頭にぐるぐる回りました。考えるけど決して答えは出ませんでした。もう一度みて考え直したいところですが、重すぎて、心に体力が相当あるときじゃないとできないですね。セットは奇抜ですがシンプルでよかったです。 【サイレン】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-01-14 20:23:43) |
57.う~ん正直、一見の価値はあるけどもう一回観る必要は感じないだろうな~。この映画のテーマはそれほど新奇なものでは無いし、表現方法も特段独創的では無い気がする。“ドッグヴィル”は人間世界を象徴的にミニチュアライズしたもので、そこを外界から訪れるグレースとギャングのパパは超然とした存在のメタファーだと思う。グレースを“天使(善)”と言ってもいいし、パパを“サタン(悪)”と言ってもいいが、映画の中で親子として描かれるようにそれは表裏一体なのだ。そして村の中で唯一、神(あるいは悪魔)と村人(人間)の間を取り持とうと画策するトムは、人間でありながら自分は人間を超越していると考え、人々をコントロールしたがるタイプの人間(権力者、 聖職者、学者、映画監督 etc.)のメタファーの様に見える。これは寓話としては使い古されたネタだ。これを今やるなら、もっと現代的な舞台(例えば映画撮影現場やNGOとか)でやったほうが芸術としての意味もあると思うのだけど。 【トマシーノ】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-01-14 16:47:33) |
56.どういう映画か全然知らなかったので、非常に驚いたw 良くも悪くも演劇です。最初は、つまらなくてね。観るの止めようかと思ったくらい。それでも、我慢してボーっと観ていたら、村の人々が変わり始めて、俄然面白くなってきたw ニコールは、可愛いです。あと、3時間は長すぎだなぁ。まぁ、誰にでもオススメ出来る映画ではないが、評価は出来る映画だと思う。演劇を映画にしたわけだが、そういうのって、有りだと思う。ところで、映画のストーリーに、ストレスが溜まりまくっていたので、あのラストには、スカッとしましたw 【瑞鶴】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-10 01:07:16) |
55.舞台仕立ての演出がある意味斬新。それ自体がいいというわけではないけど結果としてはそれなりに面白く仕上がっている。ストーリーは人間の汚い部分をすごく鋭く描写している。こういう厳しい切り口の映画好きです。 【MS】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-11-06 02:13:03) |
54.ラストシーンまでは、評価は8点!ラストはこの上なく後味が悪い。思い出しただけでも虫酸が走る。その後味の悪さをねらっているんでしょうけど。 |
53.う~ん・・・確かに舞台劇であって映画じゃない気がするけど、これはこれで有りなんじゃないかな思いますね。あんな陳腐なセット内だけで3時間という長い時間も濃い内容だったから全く飽なかったわけだし。有りです(2回目)!それにしてもラース・フォン・トリアー、いい意味でも悪い意味でも普通じゃないねぇ。彼の才能にはただ脱帽するしかないわ。 【ピルグリム】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-31 22:18:09) |
【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-28 02:02:30) |
51.話は凄く面白かった。でも、これは映画じゃない。この手法は「舞台的」と形容されますけど、見た目は舞台劇と言うよりもそのリハーサルみたいだし、仕上がりは舞台のリハーサルよりも小説に近い(空間を極端に抽象化して観る者の想像力に委ねるというのは、ほとんど小説)。演劇空間から全てを廃すと、そこに残るのは役者のパフォーマンスだけなのに、ラース・フォン・トリアーが担ぐカメラは全くそれを捉えてない。ストーリーを語るのも、状況を克明に解説する皮肉交じりの三人称ナレーションだけで、演者は挿絵扱い。これは、いわゆるサウンド・ノベルの世界です。それにしてもこの人、言い出しっぺのクセしてヘンテコリンな作品ばっか撮って、何で「ドグマ映画」を全然撮らないの?(ま、ドグマ映画もヘンテコリンですけど…) 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 0点(2005-10-14 00:11:51) |
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50.言いたいことはいろいろあるのかも知れませんが・・・私には「海外版日活ロマンポルノ」にしか見えませんでした.それにしても,ああいうセットにした意図がよく判りません. 【マー君】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2005-09-03 23:47:43) |
49.全くの予備知識なく観たので、すごい衝撃的な内容でした。「実はグレースがすごく悪者なんじゃないのー」とか想像していましたが、実際は・・・!ドッグヴィルは弱い人間の集まりですね。日本でも、こういう村はありそうです。一番嫌いなキャラはトム!最悪!!映画と関係ないですが、ニコールはやっぱり超可愛いですね☆お人形みたいにパーフェクトな顔のつくり♪ 【eve】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-16 14:52:43) |
48.これは面白い映画ではないし2度と観る事はないと思います。 【gyu_yan】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-23 11:56:27) |
47.ラストシーン、あれは単純な報復ではない。 グレースの心が一瞬でも晴れたか、傷は癒えるのかというと答えはノーだ。 彼女の言う権力を用いた責任ある行動は彼女にそれを深く忘れえぬよう心に刻み付けた。 誰が正義か、そして悪なのか・・・またそれは誰が為のものか? グレースに様々な行為を求めた村人は悪か? 村人からすれば変化という名の災厄を持ち込んだ彼女こそが悪か? 自分は元凶はトムにあると思う。だがそれらもまた主観的な一面でしかない。 『どちらか(の正義)』を選択せねばならない、己の物差しで。 難しい。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-19 23:10:04) |
【ゆきむら】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-01 17:02:16) |
45.これは映画ではないです。舞台劇です。だから評価は難しいです。あとあまりにも時間が長くて自分には最後まで付き合うだけの気力がないです。映画として観ていいのでしょうか?私は違うと思いますが。 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 1点(2005-06-01 12:47:40) |
44.久しぶりに後味の悪い、尚且つ考えさせられる映画を見れました。正直だらだらして長かったので満点とはいきませんが、人間の傲慢さや自分勝手さを身にしみて感じることができたように思います。セットがほとんどなく舞台をみているような不思議な感覚でしたが、すごく巧い演出でした。。でも、本当に暗い映画なので精神状態のよいときに見ればよかったと後悔しています(泣) 【キャラメルりんご】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-06 14:12:26) |
43.使い古されたメッセージと、ナレーションで3時間引っ張る傲慢さにうんざり。 【k】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-04-16 18:21:06) |
42.点数は6点ですが、これは相当凄い。ラース・フォン・トリアーって人は天才だと思う。楽しくもないし、感動もない、むしろ気分は暗くなるかもしれない、しかしここまで考えさせられる映画は少ない。とても貴重だと感じた。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-03-29 16:48:53) |
41.ある小説の一説を思い出しました。「おれは正義など求めていない。何が正義なのかすらわかっていない。ほかの人間と同じように、こうしたいと思うことを、したいだけなのだ。」その小説の題名は『ドッグ・イート・ドッグ』(E・バンカー)。 人間のモラルに期待しちゃダメなのかもしれない。所詮は人間も動物。犬と同じで、どんなに高尚な道徳も、その根底には骨を盗られそうになると噛み付くのと同じ、本能的な怒りがある。 ドッグヴィルの村人たちにはもちろん怒りを覚えたが、かといってグレイスの言葉もすっきりしない。環境が悪いから仕方がない、なんて言い方で許そうとしたかと思えば、子供もろとも皆殺しにしろと命令する。何もかも理解して許そうとする偽善的な態度にもぞっとするが、無差別殺人を命令する冷酷さもおぞましい。 結局は誰一人まちがいなく正しいと言える行動を選択していないし、文句なく正しい選択があったとも思えない。やりたいことをやってるだけ。そして後からどうとでも理屈をつけて正当化する。気色悪いなあ。でもその気色の悪いものが、人間の本性なんだと思う。 そこから目を逸らさず、自分たちが犬同然だってことを自覚して、自分たちを首輪で繋いでおくべきなのかもしれない。そうしないと我慢できずに噛み付いてしまう――首輪をはずされたグレイスがそうだったように。少なくともあのラストにカタルシスを感じてしまう自分には、首輪が必要だと感じる。 【no one】さん 6点(2005-03-19 07:56:35) |