9.アカデミー賞を受賞した2人の共演ともなれば期待せずにはいられない。しかし終盤までの展開が金に物を言わせて好きなことをやって、世界旅行までやって・・・あれ~それで良いのか~みたいな感じになった。しかし、最後の“世界一の美女にキスをする”はなかなかの演出でした。派手さはないが、名優2人の渋い演技が光る作品だった。 【みんてん】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-09 15:45:26) |
【アスモデウス】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-06-09 00:15:35) |
7.予想通り面白かった。だがこの監督とキャストなら予想を超えてくれないと満足できない。かなり軽い演出で爽やかさを出しているのは良いが、“死”というものをテーマにする以上、もう少し重たい部分があるべきだと思う。どんなに年を重ねても、死に恐怖を覚えない人はいないと思う。主人公2人にその部分が全くといっていいほど表現されていないのが残念である。死ではなく生きるということが主題であることは判るのだが・・・。 【ふじも】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-02 12:21:40) |
6.余命6ヶ月をいかに過ごすかというテーマを、誰が考えても主演はこの二人しかいないだろうという適役キャストを当て、軽いコメディタッチで描けばハズレっこなしといった作品。現実味があるかどうかは別として、主演二人の演技を見ているだけで楽しめます。テーマがテーマなだけに、そこから受ける感想は、見る人の立場によって、いろいろ異なってくるでしょうが、とにかく余命が宣告されたとき、どう生きるか、またはどう接するかを考えるきっかけにはなるでしょう。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-31 19:41:18) |
【Dr.Tea】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-30 23:21:05) |
4.予想に反して、サラッと薄味な味付けでした。個人的にはガッツリ心に迫る・・・みたいなコテコテなの期待してしまっていたので、ちょっと残念。でも、両主役の演技は月並みですがシブくて良かったな。 |
3.しっかり働いて、人生の最後を迎えるとき、何かやり残したことはないか、その時が来たらじっくりと考えてみたいです。 はちゃめちゃできるお金があるかしら? 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-24 01:25:54) |
2.死期を知った二人の老人は少年に戻る。爽やかな余韻を残すよい映画ですね。 【東京ロッキー】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-22 10:47:33) |
1.金持ちのたわごと、それにまたのっかる一般ピープルというのはリアリティない、という批判が起きるだろうなあと思いつつ、これはハナからそういう反論を受け付けるつもりなどないファンタジーなんだなあ、と思いました。アメリカ映画はこういうシリアスな状況とファンタジーを組み合わせてナチュラルに見せてしまうテクニックにおいては、ほんとに長けていますねえ。いや、このロブ・ライナーという監督が、でしょうか。定番のキャラを演じて破綻のない2人の名演技と、最初は単なる脇役にしか見えなかった秘書氏のイイ味で、最近見た映画ではなかなかGOODでございました。だけど「ファンタジー」と書きましたが。この映画は必ずしもファンタジーと言い切れない面もあると思うのですよ。すでに亡くなった人ですが、私が知っていたある終末期の人は、家族と一緒に最後の海外旅行へ行き、再入院のさなかにも遊園地や温泉に行くなど、ふつうの生活を楽しみ、そして亡くなっていきました。死は生の続きで、死ぬ最後の瞬間まで人は生きている。その人らしい生をまっとうしようよ、それでこその人生だ。私も彼女や多くの先達からそう学んできたし、この映画もそういうメッセージを発しています。自分の死生観にもフィットしたからかな、後味もとてもよかったです。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-13 10:23:15) (良:1票) |