1185.映画の良さを凝縮した映画。スティーブン・キングはホラーしか観たことがなかったのですが、こんなすばらしい娯楽作品もあるんですね。 【たぬき野郎】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-08-22 23:11:14) (良:1票) |
1184.《ネタバレ》 もう20年前に見た映画だけど大体内容を覚えていることがこの映画のすごさなんだと思う。 |
1183.観たのは二回目だけど、やっぱり素晴らしかった。筋立ての緻密さや物語の面白さ、ほとんど非の打ち所がない。それにしてもなぜこんな特異な状況での物語にわれわれが強く感情移入してしまうのだろうか。われわれを取り巻く現実がいかに厳しく、そこからの脱出がいかに絶望的に見える場合であっても、人は希望を捨ててはいけない。今のこの現実とは違う、別の、希望に満ちた世界があることを信じなけれないけない、そういうことをこの映画が訴えているからだろう。われわれもまた今の一人一人の現実のなかにしっかり取り込まれているのではないか、そこから勇気を出して抜け出そうとすることを、諦めているのではないか、そういうことを考えた。 【柚】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-07-15 22:30:47) |
1182.《ネタバレ》 間違いなく名作ですね。主人公自殺か・・・と思ったら最後の逆転劇があるというのがスカッとしますし、飲めないビールを仲間のために報酬としてもらったり、良い音楽を聴かせるために罰を覚悟に行動したり、希望というハーモニカを親友にわざわざ渡したりと主人公はほんとイイ奴なんだなぁと思います。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-29 21:31:20) |
《改行表示》1181.スティーヴン・キングの小説「恐怖の四季」に収録された「刑務所のリタ・ヘイワース」が原作。 スティーヴン・キングらしい「人間賛歌」と「不気味な宝探し」に溢れる。 原作のタイトル通り、リタ・ヘイワースやマリリン・モンロー、ラクウェル・ウェルチのポスターの使い方の巧さ。 その時代時代を代表する女優であり、世間から断絶された刑務所の時間経過をより解りやすくしている。 彼女たちが隠す「秘密」も大きな伏線となってくる。 所々に散らばった伏線、人間賛歌のヒューマンドラマから巌窟王になっていく切り替えの面白さ。 憎悪を超えた「理解」と「反撃」の数々。 冤罪によって収監された主人公のアンディ。 博愛主義でも偽善で物を言う男でもない。 いつも他人のために悩み、怒り、戦った。 ただ単に安らぎを求めていたのだから。 どんな暴力にも屈せず、望みを捨てずに懸命に生きる姿、古株のレッドやブルックスといった個性豊かな囚人たちとの心の交流。 最後の最後まで生きる事に執着した人々の人間賛歌も心地良い。 ティム・ロビンスの野心が見え隠れする奇妙で魅力な人物像、 モーガン・フリーマンの温かみのある演技。 同時期に「フォレスト・ガンプ/一期一会」、「パルプ・フィクション」、「スピード」といったキワモノ映画(大賛辞)のオンパレードに飲まれた不遇。 その中でもこの映画は最もおとなしく、最もパワーを爆発させた映画では無かろうか。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-26 19:17:32) (良:2票) |
《改行表示》1180.《ネタバレ》 爽快感が最高です。 冤罪って怖いですね。でも冤罪にならなければ、レッドに出会えなかったんだなーと思うと人生不思議だなあ・・・。 脇役のキャラもみんな立っていて良かったです。 屋根のペンキ塗りの仕事で、みんながビールを飲んでるのを傍から笑顔で見てるアンディが印象的でした。あと、「フィガロの結婚」のレコードをアンディかけるシーンで、ボリュームを上げるのは、ティム・ロビンスのアドリブ(?)らしいですね。 ただ、モミアゲのお兄ちゃんと、カラスを飼っていたおじいちゃんが亡くなってしまうのが悲しかったなあ・・・。 ラストシーンは原作には無いみたいですが、あれは映画ならではの美しさですね。 【とんちん】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-31 23:11:31) |
【シン*トー】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-30 16:17:52) |
《改行表示》【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-29 14:15:06) |
1177.《ネタバレ》 たしかに面白い映画、何度か繰り返し見たくなる映画。ただ、銀行の知識がないと真似は無理、それと少しづつ穴を開けたにしても上手く行き過ぎ。独房に入っている間に部屋を調べられたらアウト。脱獄を目指すなら独房に長く入れられて、死んじまう危険性を避けるべき。最後レッドと一緒に仕事ができて良かったが、主人公はそれよりもかなり前に脱獄してしまったので、感動が半分に分かれてしまった。 【竜ヶ沢中段】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-08 23:40:45) |
《改行表示》1176.《ネタバレ》 最初からスーパーマンであるアンディの快進撃に、刑務所ものでありながら爽快感を味わえるエンターテイメント性の高い作品です。 モーガン・フリーマン演じるレッドの評判が良いようですが、私はレッドの視点を通して描かれるアンディの人柄に魅力を感じます。言ってしまえばこれはきっと贖罪の物語なんでしょう。アンディがレッドに「妻を死なせたのは自分だ」と告白するシーンがあります。ノートン所長とハドリー主任にトミーを殺された直後です。レッドに告白したのは、公明正大なレッドに自分の罪を許して欲しかったからでしょう。そしてレッドの言葉が、きっとアンディに脱獄という選択肢、そして新しい人生を生きる後押しをさせたんじゃないでしょうか。 もしノートン所長がアンディにとって公平で中立な立場の人物であったなら、レッドの役割はノートンになっていたのかもしれません。再審請求をし、司法の力で自分の無実を証明すれば、妻殺しの犯人の再捜査が始まります。アンディにとってはそれが、妻のための罪滅ぼしになると考えていたのではないでしょうか。 ところが、ノートン所長もハドリーも、結局は私利私欲のことしか考えない卑小な人物でした。刑務所内での安全を確保し、やりがいのある仕事を与えてくれて、アンディに協力的だった二人ですが、結局はアンディの信頼を簡単に裏切ります。二人にとって、いや刑務所にとってアンディは「便利な囚人」以外の何者でもなく、道具に過ぎなかったのです。 ただアンディは二人を心底信じていたわけではありません。しっかり保険もかけていたのです。それが書類上でのみ存在する架空の人物であり、ノートン所長に作らせた口座であり、脱獄用の穴だったのです。それらを使うことになったのは結果論にすぎません。もしノートン所長達がアンディのために立ちあがるのであれば、私にとってこれはヒューマンドラマとして最高の作品になったかもしれません。 ですがストーリーは、かけていた保険を使うように展開していきます。散りばめられた伏線を一瞬で回収するラストは最高に面白いのです。やはりこの作品は、『娯楽作品』として一級品なのでしょう。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-01-13 13:47:55) |
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1175.この映画は何百回観ただろう。運が悪いアンディが頑張る映画なので、自分が辛い時無性に観たくなる。久しぶりに観たが、この映画の主人公はサドラーさん(ヘイウッド)なのではないか、なんて思った。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 10点(2014-01-06 14:38:42) |
1174.《ネタバレ》 9点にするか迷いましたが、皆さんの評価のアベレージが9点を超えてるので10点にします。最近では一番惹き付けられた映画だったし、見た後に「面白かった!」以外の何かも十分残りました。タイトルにある"Redemption"のイミが物語の最後に進むにつれてわかり出してくるところや、"Salvation is . . . [in the Bible]."っていう刑務所長のセリフが最後に・・・「!!!」となるあたりではしびれました。・・・後で気がつきましたけど、所長が最後に聖書を開くシーン・・・ページがEXODUSの章なんですよ。"Get busy livin'... or get busy dying." 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2013-08-24 14:45:18) |
1173.良過ぎて、うまく言えません。何回見ても泣いてしまうんです。最後のレッドの台詞、大好きです。 【ネフェルタリ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2013-08-23 11:44:30) (良:1票) |
1172.《ネタバレ》 この映画が名作になったのは、主人公が二人いたからだと思います。この映画、確かに話はとても面白いんですが、万人受けするためにはアンディがちょっとばかしスーパーマン過ぎるんですよね。大体この手の話で面白い展開というのは「主人公がある特異な状況にポーンと放り込まれ、自分一人の力の限界を痛感させられる。だがまもなく頼もしい仲間との出会いがあり、彼らから何らかの力を授かることによって主人公の状況が好転し、また精神的にも成長していき…」というものが多かったりします。実際この映画も例外ではなく、劣悪な環境下で仲間との出会いがあるというところまでは割りとスタンダードなストーリー展開で進んでいくんですが、ここから先が主人公が影響を受ける側ではなく与える側に回ってしまうんですね。このままでは主人公の心の成長が描きにくい。でもその欠点をもう一人の主人公のレッドがカバーしてくれるんですね。もしレッドがいなかったらこの映画は「どんな状況でも決してめげない強い男が見事脱獄に成功しました。ハイ、めでたし、めでたし」というだけの大味な映画になっていた可能性もあったと思います。でもアンディが脱獄した後でもそこで話を終わりにせずに、さらに続けて「俺は生きる方を選ぶぞ」というレッドの人間的成長を見せてくれたお陰でラストシーンであれだけの感動を生み出すことが出来たんだと思います。そしてもちろん一番の見せ場である脱獄のシーンも爽快感いっぱいです。やはり人間の心理として「ああ、もうダメか、ここまでか~!」という状況から一気にスッポ~ンと抜け出していくワープイベント的なものはとても気持ちの良いもののようです。そういえば、この映画同様に「世界的にはそれほどでもないが日本ではとてつもなく人気がある」というバック・トゥ・ザ・フューチャーのクライマックスシーンも同じ心理効果によるものですよね。ひょっとしてこれは日本人の感性に合ったイベントということなんでしょうか?ま、ともかくこの映画、かなり良く出来てますが、刑務所長をはじめとする何人かの心理描写が若干甘いかなと思えたので8点です。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 8点(2013-08-20 21:28:44) |
1171.《ネタバレ》 喜怒哀楽、人生の機微がすべて盛り込まれている作品。許されない罪を犯した受刑者たちの話ではあるが、人間の尊厳を維持することの大切さと大変さを考えさせられた。希望を持つことがいかに重要か、そして、希望を待つだけでなく自ら道を切り開こうとする意思の大切さも考えさせられる。アンディは穴を掘ることで、レッドはアンディとの口約束を信じることで、辛うじて人間たることを保てたのだろう。主題は我々の目の前にある社会生活、人生においても当てはまり、学ぶことが多いと思う。ラストシーンは美しく感動的だが、その直前のレッドの言葉「国境を越えられるだろうか...、友に会えるだろうか...、海は青いだろうか...、それが俺の希望だ」で終わった方が好みかな。非常に優良な作品であり、十分に及第点ってことで。 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-04-29 17:39:22) |
1170.《ネタバレ》 これって撮影中に映画の神様が舞い降りて来たんじゃないのだろうか。っていうくらい完成度の高い名作。無駄なシーンが一切ないし、テーマも多くの人々の心を打つ〝希望を信じること〟という直球勝負な軸が一切ぶれていない。主演俳優の抑えた演技も完璧だ。オチの爽快感といったら他に類をみないほど。そして、何よりこんな完璧な映画のなかにあって、「結局、真犯人が捕まらず冤罪が晴れていない」という唯一の瑕疵すらも、さらなる物語の予感を感じさせてくれるという奇跡的な名作。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-04-26 14:14:17) |
1169.《ネタバレ》 やっぱり何度観ても面白い。わかっててもラストの2人駆け寄り抱き合うシーンには目頭が熱くなる。ちょっと弱そうだけど芯の強いティム・ロビンス。優しさがにじみ出てるモーガン・フリーマン、二人とも適役ですね。メジャーでベタな有名どころだけど素直に好きだと言える映画です。 【ライトニングボルト】さん [DVD(吹替)] 10点(2013-04-03 12:37:11) |
1168.《ネタバレ》 初見の印象がよくなかったのは、ファンタジー的な作りのわりにアンディ(トム・ロビンス)が汚れて出て行ったように感じたので。 「刑務所に入る前は真人間だったのに、刑務所の中で悪党になった」のは事実で、長期間の理不尽な拘束を強いられたアンディには、それくらいの「自由」は容赦されるという考えはちょっと微妙ですけど、罪を犯していなかったアンディの心は灰色に染まり、逆に遠い昔に罪を犯したレッド(モーガン・フリーマン)の心は澄んでいて、彼らが再び一緒になることで均衡のとれた存在となるのだと思います。 金髪のヘイウッド(ウィリアム・サドラー)が一人いることで明るい雰囲気があり、ビールのシーンは彼中心の画作り。 同じ脱獄ものである「モンテ・クリスト伯」の作者デュマ(DUMAS)をダマスと読む彼は「ダイ・ハード2」の悪役ですが、アンディを執拗に追い回すボグスが「エイリアン2」のドレイクだったのは、ちょっとツラかったです。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-04 18:10:10) |
1167.評判が良いので鑑賞。なるほど、評判通りに良作。テンポが良く、レッドの「お話」に引き込まれていく感じ。主人公も脇役もしっかりしていて、薄っぺらい脇役が居ない点も良い。モーガン・フリーマンはホントに魅力的だなぁと改めて思った。鑑賞後の後味もとても良い。良作には違いないが、巷の評価は少々高すぎか?とも少し思う。 【ぐっすすっす】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-01-23 00:44:40) |
1166.《ネタバレ》 皆さんには申し訳ないけど、まったく感動できなかった。そもそも仲間たちは全員犯罪者。しかも一番の親友は殺人者ですぜ。むしろ塀の中から出てくんな、遺族のことも考えろって感じなんですが・・・。それに脱獄に20年かかったという「重み」が伝わらないので、単なる「一発勝負のどんでん返しオチの脱獄映画」にしか見えない。いや、そういうつもりで書いた話じゃないの?原作のタイトル「刑務所のリタ・ヘイワース」っていうのが、ものすごくそれを表していると思うのですが。それを無理やり感動モノに仕上げようとしているのではないかと思えてしょうがない。でも、脱獄モノとしては普通に面白かったので6点。 【きこり】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-01-18 15:32:13) |