8.「どうせハリウッドの日本物でしょ?」って感じで臨んだんですが、予想外の出来の良さに、ちょっとびっくりです。今までのハリウッドに無かった日本物。特に侍対ニンジャの殺陣なんかホントにシビれました。スタッフロールで、トム・クルーズより渡辺兼が上に来てる事からもわかるように、日本人俳優が、単なる雰囲気出しのためではなく、存在感バリバリで切った張ったしてましたしね。監督よくやった!って感じです。こんな映画こそ、日本映画で作って欲しいなぁって思いました(でも無理なんだろうねぇ)。気持ち的には10点あげたいんですが、皆さん言ってるように、本が所々イマイチ&時代考証がちょいと甘くてこの点数。個人的に、あの時代はちょいと勉強していたもんで。具体的には、①モチーフになってるであろう西南戦争は、あんな小さい農村だけの話でなく、九州全土を巻き込むような大規模な反乱だったこと②みんな鎧を着けて刀・弓矢のみで戦闘していること(西南戦争の士族軍は、ほとんどが洋式の軽装備で、主戦の武器はもちろん銃・銃剣)③叛乱のきっかけが、断髪令・廃刀令(西南戦争は戊辰戦争時の恩給が不十分だったから、西郷隆盛を担ぎ上げてドンパチおっぱじめたのが経緯。現存する写真に写る薩摩士族も、みんなザンギリ頭のはず)…こんな所でしょうか。なまじ知っている事をちょっと後悔してしまいました(笑)。話の筋もちょい強引な所もあったけど、それでも物語のテーマからすればしょうがないのかな、と。てことで、10(殺陣・戦闘シーン)-2(時代考証)-2(脚本)+2(日本の俳優陣)で8点です。 【くま】さん 8点(2003-11-30 06:08:02) |
7.ボブ=爺のギャップに笑った。あれにボブはないだろう |
6.渡辺謙さんの圧倒的な存在感は、今更言うまでもないのですが 脇をかためる役者さんがそれぞれいい味をだしてます。 天皇陛下演じる中村七之助さんは、天皇家の系統に近い顔立ちだし、違和感なく観れました。 個人的には、寡黙な老人武士、ボブがよかったですね(笑) 【てふ】さん 7点(2003-11-27 21:01:31) |
5.私が今まで観た洋物ニッポンの中では一番です。 元々“ハリウッドが作る日本”っという目で観ていたからか、予想以上に日本がしっかり描かれていて驚きました。 日本人俳優が多く、スタッフにも日本人がたくさんいたからこそかわかりませんが、そういう体制でこの映画を撮ったことがなんともすばらしい! あと、渡辺謙や真田広之、小雪など、本当にトム・クルーズに負けていないほどの存在感でさらにうれしかった。 演技力をもちろんだけど、トム・クルーズという看板俳優と同等に等しいぐらいの役が与えられ、食ってしまっていても物語上それが重要だからこそ食ってしまった状態で完成された事。 それが嬉しかったなぁー。 “お金をかければいいものが出来る”と言われがちだけど、“お金があっても技術がなければいいものは撮れない”、、と言えるぐらい、今までとはちょっと違うハリウッド映画の一面を観ることができた映画でした。。 【viva】さん 8点(2003-11-27 12:57:04) |
4.最後のほうの戦闘とかすごい映像だなぁって感心しました。トムクルーズよりも渡辺謙とか真田さんのほうがかっこよかった。ちょっと長いなと途中だれてしまったけど、見て損は無い作品だと思います。 【しずく】さん 7点(2003-11-24 15:20:35) |
3.とっても良かった! 日本人はみんな観たほうが良いですよ! 観ましょうよ~~!300億円だもん制作費!! ハリウッド版時代劇!!今まで観たことがない感動巨編~~! 【ueko・f★】さん 9点(2003-11-24 05:22:11) |
2.内容はよかったけど、ところどころ無理があった。トムクルーズのサムライが映画とミスマッチだった気が・・。映画の世界に入り込めたらおもしろいけど、入り込めなかったらつまらないで終わりそう。 |
1.この映画を見て「侍」、「武士道」これを理解共感出来る人がどれぐらいいるのでしょうか?この国(日本)に生まれ育ってある程度そういった文化に(昔ほど濃くはないけど)触れているから理解しやすいかもしれませんが、海外の人が見たらどうなのかなというのが正直なところ。まあ日本人が撮った訳ではないので分かりにくくはなっていないし、日本人特有の奥ゆかしさや(侍という観点からする)力強さが出ていて米制作にしては新鮮さがありましたけど。この映画で一番凄いと感じたのが、渡辺謙さん!あの威圧感、この映画の中で誰よりも存在感がありました。侍ということでたまたまかもしれませんが、アメリカ映画であんなに輝ける日本人俳優は初めてです。感服いたしました 【にゃん♪】さん 8点(2003-11-23 23:26:01) (良:3票) |