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ニューオーリンズ・トライアル

[ニューオーリンズトライアル]
Runaway Jury
ビデオタイトル : ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決
2003年上映時間:128分
平均点:7.40 / 10(Review 148人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-01-31)
ドラマサスペンス法廷もの小説の映画化
新規登録(2003-12-07)【かんたーた】さん
タイトル情報更新(2017-06-03)【イニシャルK】さん
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監督ゲイリー・フレダー
助監督マーク・ヴァーゴ(第二班監督)
キャストジョン・キューザック(男優)ニック・イースター
ジーン・ハックマン(男優)ランキン・フィッチ
ダスティン・ホフマン(男優)ウェンドール・ローア
レイチェル・ワイズ(女優)マーリー
ブルース・デイヴィソン(男優)ダーウッド・ケーブル
ブルース・マッギル(男優)ハーキン判事
ジェレミー・ピヴェン(男優)ローレンス・グリーン
ニック・サーシー(男優)ドイル
クリフ・カーティス(男優)フランク
ジェニファー・ビールス(女優)ヴァネッサ
ジョアンナ・ゴーイング(女優)セレステ・ウッド
ビル・ナン(男優)ロニー
マーガリート・モロー(女優)アマンダ・モンロー
ノーラ・ダン(女優)ステラ
マイケル・アラタ(男優)レインズ
オーランド・ジョーンズ(男優)ラッセル
マルコ・セント・ジョン(男優)デイリー
クリストファー・マンキウィッツ(男優)バーテンダー
ルイス・ガスマン(男優)ジェリー・ヘルナンデス(ノンクレジット)
ディラン・マクダーモット(男優)ジェイコブ・ウッズ(ノンクレジット)
リーランド・オーサー(男優)
デヴィッド・ジェンセン〔男優・1952年生〕(男優)Shamburg
家中宏ニック・イースター(日本語吹き替え版)
石田太郎ランキン・フィッチ(日本語吹き替え版)
小川真司〔声優・男優〕ウェンドール・ローア(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕マーリー(日本語吹き替え版)
内海賢二ハーキン判事(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦ダーウッド・ケーブル(日本語吹き替え版)
小山力也ローレンス・グリーン(日本語吹き替え版)
島香裕ヘンリー・ジャンクル(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしハーマン・グライムス(日本語吹き替え版)
冬馬由美アマンダ・モンロー(日本語吹き替え版)
さとうあいロリーン・デューク(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ジェリー・ヘルナンデス(日本語吹き替え版)
相沢まさきフランク(日本語吹き替え版)
原作ジョン・グリシャム「陪審評決」(新潮社)
脚本ブライアン・コッペルマン
デヴィッド・レヴィーン
マシュー・チャップマン
音楽クリストファー・ヤング
撮影ロバート・エルスウィット
デヴィッド・ノリス〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
マーク・ヴァーゴ(第二班撮影監督)
製作ゲイリー・フレダー
クリストファー・マンキウィッツ
アーノン・ミルチャン
スティーヴン・ブラウン〔製作〕(追加撮影のライン・プロデューサー)
製作総指揮ジェフリー・ダウナー
配給東宝東和
特撮ジョン・C・ハーティガン(特殊効果スーパーバイザー)(ノンクレジット)
美術ガーソン・ユー(タイトル・デザイン)(ノンクレジット)
編集ウィリアム・スタインカンプ
あらすじ
銃乱射事件の遺族が銃器メーカー相手に損害賠償訴訟を起こす。原告側の弁護士ローア(ホフマン)は正義を信じて正攻法で裁判に挑む。一方、被告側の陪審コンサルタント、フィッチ(ハックマン)はハイテク機器と多くの専門家を使って陪審員の個人情報を収集し、脅迫と買収で評決を左右しようとする。しかし陪審員のニック(キューザック)が巧妙に他の陪審員の意見を誘導する。そして恋人マーリーと協力して、巨額の金と引き換えに陪審員の票をまとめる取引をローアとフィッチに持ちかける。ニックとマーリーには隠された正体があった。
ネタバレは禁止していませんので
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【クチコミ・感想】

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128.《ネタバレ》 ラストに至るまでの緊迫感やテンポは素晴らしい。ニューオーリンズという街を舞台にしたのも、街が持つミステリアスな雰囲気と、謎めいた登場人物がうまく絡んで良かったと思う。ただ、ラストがイマイチというかありきたりで、そこにもうひとひねりあれば傑作になったかも知れない。蛇足..銃社会の告発はともかく、目的のためには身分詐称・脅迫・陪審操作等の違法行為もお構いなしの主人公の行動は正直感心できないと私は思った。銃を求め売る側にもそれなりの理由はあるのだから、それを正面から説き伏せてこそ「正義」の筋がとおるはずではないかと思うのだ。私怨を晴らすための違法行為を正当化するなら、それがそもそも司法・陪審制度への挑戦であることをこの映画は忘れている。また、この映画では、事件に使われた銃が「不必要に強力」な設定になっており、そこを原告側弁護士ホフマンが突くシーンがある。しかし、「銃社会への告発」をするなら、ここは「普通の拳銃でもいけない」という弁をすべきではなかったか。感情論ではなくて「銃に反対する法的な理由」みたいなものをキッチリ観客にも伝えるつくりにすれば、単なる法廷活劇を超えた作品になり得たのに、この映画ではホフマンの弁論はキチッと描き、被告側の弁護士の弁論をカットする、という安易な演出でその肝心な部分をしのいでしまった。「信を問う」という面からみれば、これは明らかに姑息というかフェアではないやり方で、言論の中身の是非よりも「面白さ」を追求したといわれても仕方があるまい。ここでこんなことは言いたくないのだが、ファンとして言わせて欲しい。この映画を観て同じ陪審員モノの「十二人の怒れる男」と同じと思うなら、それは誤解だ。あの映画は、この映画のように「社会正義(映画的面白さ?)のためなら違法行為も許す」という話では断じてなく、むしろそのような考えにブレーキをかける「法の公正」を追求する男の話であるから時を越えた傑作になった。「社会正義」と「法の公正」は時に対立するもので、もし「十二~」の第8陪審がこの陪審団に加わっていたなら、海兵隊出の男の、行き過ぎた発言に反発する感情から評決に至りそうになったあのとき、きっと銃器メーカーの意見を代弁したのではないかと私は思う。例え社会正義に反すると思っても、証拠がなければ推定無罪(ここでは不法行為責任無し)。それが「十二人~」の「正義」なのだから。
veryautumnさん 7点(2004-02-08 20:43:22)(良:1票)
127.期待も高かったが、期待に違わぬ映画でした。「卒業」以来のダスティンホフマン嫌いの私がついに彼をすばらしいと思う日が来てしまいました、がそれ以上にジーンハックマンがすばらしいです。アメリカが憲法にも謳い建国以来「アメリカの正義」の象徴である銃と陪審員制度、この2つの問題点をしっかりと描きながらも、単なる法廷劇だけでなく、サスペンスタッチで飽きることなく最後まで引き付けられました。シリアスな社会性を持つと同時にスリリングなエンターテイメント性も併せ持ち、十分満足でき面白かったです。ラスト学校で子供を眺める2人とホフマンに涙してしまうとは・・・アメリカにまだ「本当の正義」があるのならば、いつの日かアメリカ人が自らの意思で銃を手放す日が来て欲しいものです。
亜流派 十五郎さん [映画館(字幕)] 9点(2004-02-02 17:22:53)(良:1票)
126.《ネタバレ》 感動を通り越して感銘を受ける作品に仕上がってます。はっきり言って「ショーシャンク」に匹敵します。ジーンハックマン、ダスティンホフマンの重厚ぶりに加え、主人公ジョンキューザックも熱演しております。タバコ訴訟を銃器訴訟に置き換えているいるのですが、そのおかげで更に深い作品になったように思います。さて、以下ネタバレです。陪審員の買収という形でストーリーは進みます。主人公は金目当てではないなとすぐにわかるのですが、途中「星条旗への忠誠の誓い」を行うシーンがあり、これは何につながるんだろうと不思議な感じでみていました。そして後半、主人公の本当の狙いが明らかになります。自分の恋人を殺した銃、その銃を無秩序に売る銃器メーカー、そして陪審員を操作し銃器メーカーを勝訴させたジーンハックマンへの敵討ちが目的だったのです。一方で彼は弁護士にも失望していたのですが、原告側弁護士ダスティンホフマンが買収話を蹴るも裁判に勝つことで「正義」は存在する(主人公は救われる)ことになるのです。「12人の怒れる・・」と同様、陪審員も「正義」を貫くこととなり、やる時はやるぞ!という感じです。「忠誠の誓い」は最後につながるをみせ、正義は勝つになるわけです(文書稚拙でうまく表現できなくてすみません)しかし、米国にとって銃は魂のようなものであると聞いていますし、修正2条で「人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。」とあるように銃を持つことも正義あるいは愛国心なわけで、ここらへんのぶつかり合いもなかなか難しいところがあるわけで・・・・。まあ、兎も角超お勧めですのでごらんあれ。
ぴよっちさん 9点(2004-01-31 17:46:25)(良:1票)
125.《ネタバレ》 娯楽作だけど、アメリカの陪審員制度のお勉強になる一本。そもそも陪審員制度って「自分たちの社会で起きたことは住民で裁決しよう」という米国の立国精神が元だったと記憶してるのですが、今やカネと脅しでその理念も風前の灯火だというお話。コレどの程度本当なのかな。
えげつない陪審コンサルタント(そんなのあるんだ?)G・ハックマンは安定の重厚演技。敗北を悟った瞬間の憤激で赤黒く染まった顔は赤鬼のようで大迫力でした。対する良心派D・ホフマンもはまり役ですし、不思議ちゃんを演らせたらピカ一のJ・キューザックもぬるっと掴みどころ無く好演してます。
ただねえ。キューザックが人心を操って票を左右し得るというのがね、魔術師じゃあるまいしあまり説得力のあるプロットを見せてくれなかったですね。プロのハックマンが素人の小娘の提案に呑まれるとも思えないし。
それに脇役に妙な力点を置く演出もどうなのかな。ホフマンの下に売り込みに来た志高い駆け出し弁護士くんや盲目の陪審団長など、展開におけるキーマンと匂わせておいて結果さほどの活躍もないとは。
驚いたことにクレジットを見たらジェニファー・ビールスがいるではないですか。え、どこに?とかつて一世風靡した彼女を探したら、陪審員の一人として男たちのウワサにされてるだけでした・・。台詞もないなんて。せめて原告の奥さん役でも与えられなかったのかしら、とハリウッドの栄枯盛衰を見る思いをしました。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-09-03 18:03:58)
124.《ネタバレ》 正義のダスティン・ホフマン勝利の筈だけど銃規制の裁判なので100%とは思えず、評決を待つ間はバルセロナ五輪決勝での古賀稔彦さんの判定の時と同じく固唾を呑んでの握り拳。
陪審員コンサルタントの存在(実際あるようで)とやり口に、裁判の意味があるのか? 弱肉強食のアメリカ社会に唖然と。
このような話では敵役の存在が重要で、ジーン・ハックマンの演技巧者ぶりに拍手喝采。得意満面な時以上に敗北感に塗れる姿に唸らされる。金が全ての彼らしいとは言え送金してしまったのが無理筋に見えた(-1点)のですが、起承転結片時も目を離せず、釈然としない点を確認するのに続けて2回観直し。極上の逸品を堪能しました。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 9点(2023-07-21 10:37:41)
123.《ネタバレ》 久しぶりに再見。

この映画の面白いところは弁護士とは別に「裁判に勝つためのコンサルタント」が実際に存在する事を世間に知らしめたところで、例えば陪審員を選ぶシーンなんかは映画的にちょうどいいデフォルメが入ってる事もあり興味深くかつ面白く観る事ができます。
まぁキューザック側の目的は最初から見え見えなので(だってあれ以外の理由や動機は映画的に考えてないでしょ)、そういう意味でサスペンス的な要素は非常に薄いんですが、それでも最後まで面白いですし、オチも「観客的に一番すっきりする」ところでオチをつけてくれるので納得のオチです。

それにしても銃規制については本当にいろんな映画で取り扱われているのですが、そのほぼすべてが「銃反対」のスタンスです。まぁだからこそこの映画もキューザック一派の目的は「銃規制反対派を阻止する事」だろうと想像がつくわけですが、もしアメリカの銃賛成派がもっと多いなら、プロパガンダの意味でも「修正第2条は必要なんだ」的映画がありそうなものなのにそれが存在しません。まぁいろんな理由があるんでしょうが、突き詰めれば銃規制賛成の人が多数派だからなんでしょうね。そうでなければ「銃規制賛成」を指示する系の映画は採算が取れないから作られないはず。なのに沢山作られるのは銃規制に賛成の人が多いからだとしか思えません。

一緒にしてはいけないんでしょうが、なんかNHK受信料の扱いに対する日本国民の意見の傾向に似たようなものかなぁ、と思ったり。
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-09-08 15:00:37)
122.米国の銃社会と陪審員制度を知る上では大変興味深いし、映画自体も結構おもしろいのだが、この映画には「いや待てよ}という部分が多すぎるように思う。裁判は公正でなければならないのに、陪審員コンサルタントという制度があればどう見てもお金持ちや大企業が有利になる。その有利な条件で、勝つためには手段を選ばない悪徳コンサルタントが票を大金で買うというのは納得いかないし、陪審員もまた法律で裁くのではなく、感情(同情)で裁いている。それに偽名でで陪審員になれるというのも変だ。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 5点(2017-12-05 21:53:23)
121.《ネタバレ》 日本ではまだまだ陪審員制度が定着していないと思いますが、この映画でアメリカの陪審員制度の裏側(実際にこのようなことが起こるかは別として)を垣間見ることができました。逆転勝利的な終わり方や、勝訴した後に原告側弁護士と主人公たちが離れた場所からお互い微笑むところはスティング的なすがすがしさを感じました。銃規制賛成の立場からこの映画を見るととても嫌な感じになるでしょうね。
まいったさん [DVD(字幕)] 7点(2016-11-20 18:41:51)
120.《ネタバレ》 ホントにこんなことしてんのかは知らないけど、なかなかここまで来たかという感じ。グリシャムさんらしい内容かも?とかおもいつつ面白かったです。名優の共演(+レイチェル・ワイズいいですね~、イヤホント美人だ)も見応えがありましたハイ
Kanameさん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-13 20:32:38)
119.《ネタバレ》 ジョンキューザックとレイチェルワイズ、この二人が好きなので、楽しめましたね。でも、どうやって、ジョンが陪審員に選ばれたのか、法廷でのやり取りは見えたけど、選ばれるにも、秘密があるんですかね、と思いました、負けた企業の額が、120億円ですよね、1億ドル、100かけだもんねー、すごい金額だと思いました、あと、評決直前で、兵隊役の方、味があり、ちょくちょく見かけますよ、シュワちゃんと戦っていたり、たしか!バスの爆発もの、デンゼルワシントンとの共演では、刑事をやっていたような、印象に残る方です、キューザック、レイチェル、よかった、味付けに、ジーンハックマンと、あの背の低い弁護士ですか、陪審員制度も、100年位かな、続くと、こうなるんでしょうね、よくわかるような気がしました、面白かったです。この映画で重要なことに気づきました、日常の問題に、真摯に考えて生きること、台詞の中で、まともに考えてるやつなんかいないんだよ、みたいな台詞がありました、それこそが、一番の問題なのでは、キューザックが最後にまともな?意見を言いだしますよね〜、カットされたのかもしれないが、考えながら生きること、この言葉を教わった気がします。
yasutoさん [ビデオ(字幕)] 10点(2015-10-01 03:08:02)
118.《ネタバレ》 ジーンハックマンとダスティンホフマン、この二人の存在感ってのはホントにすごいですね。特にジーンハックマンが出る映画は、主役だろうがなかろうが、一番印象に残ってしまいます。
珈琲時間さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-29 12:53:05)
117.なんかどこかで見たことのあるストーリーの継ぎはぎ。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-26 00:16:26)
116.《ネタバレ》 鑑賞2回目。他の法廷ものとは違った捻ったストーリー。
陪審員を操作する感じがけっこうコミカル、キューザックもかっこいいが話がうまくいきすぎ。そこはお金振り込まないでしょう!
mighty guardさん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-10 20:38:28)
115.《ネタバレ》  言ってみれば、そんな訳無えで終わってしまうのだが、こう言う法廷をアクション的に捉える娯楽作品もたまには良いものだと思う。結構ペラペラなのだが、広告会社が上手く重厚に外面を整えていて、実際に見てみると笑って済むような内容だったりしてちょっとした驚きもある。

 とはいえ、大昔筑紫哲也がアメリカ社会の本質のように力説していたが、チープなトリックで成立してしまうほどアメリカの司法制度も中流社会も甘くない。ファンタジーの世界の出来事として素直に楽しんだ方が有意義だ。
黒猫クックさん [DVD(吹替)] 6点(2012-11-27 13:02:31)
114.裁判員制度を題材にした裁判劇だが、リアルさより娯楽性の高い仕上がり。
ジーン・ハックマンの陪審コンサルタントという設定が目新しく、
彼のアクのある強烈な個性が目立ってます。ベテラン俳優のダスティン・ホフマン、
若手のジョン・キューザックと配役のバランスもいい。これはちょっと無理なのでは?
という展開もあるにはあるんだけど、スリリングでテンポのいい流れ、オチもそれなりに、
ということで、娯楽映画の醍醐味を味わわせてくれるのではないかと。単純に面白い映画。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-23 13:54:50)
113.《ネタバレ》 グリシャム作品としては、以前のものに比べて弱い印象の作品。ジョン・キューザックなのも印象弱い感じ。ずいぶん前に観て、今回2度目の鑑賞ですが、やっぱり簡単にうまく行き過ぎな感じがしました。送金完了後にキューザックの正体がバレるのでは、ハラハラしないし、せっかくのシチュエーションがもったいない! と思います。原作はタバコ訴訟だったそうですが、タバコ業界の暗部を描いた映画『インサイダー』が同時期だったため銃問題に切り替えたそうです。原作どうりだったら冒頭シーンは全く違うことになるし、キューザックはどういう過去を隠し持つ人物となるのだろう? 余談ですが『フラッシュダンス』のジェニファー・ビールスが陪審員で出てたのには今回の鑑賞で気づきました。この映画の話で一番好きなところは、ホフマンが「安らかな気持ちで寝たい」と陪審票を買わなかったシーンです。ここをもっともっとリアリティ感じられるように葛藤をじっくり描写するとか、ホフマンの演技を追求するとかしてほしかったです。あと、この映画で強く印象に残していたのは、陪審員たちが私生活の弱みを嗅ぎ回られ脅されるという部分。原作者グリシャムはもともと弁護士だった人で、その経験からたくさんの小説を書いている。DVDのメイキングで述べられていたけど、ハックマン演じた弁護士の下で秘密裏に工作を企てるためのスタッフって実在するらしい。日本でも裁判員制度が始まっちゃったけど、裁判員に選定されて、票を操ろうとする存在に私生活脅かされることなんて日本ではないと言えるかな? 判断を下すことの重みばかり言われてるけど、この物語みたいな事態になったらそれどころの騒ぎじゃない。叩いてホコリの出ない人間じゃないから、裁判員なんて絶対なりたくないと思いました。
だみおさん [DVD(吹替)] 6点(2010-12-15 03:41:51)
112.銃は危ないって。外敵から身を守るために憲法で保障されているということだが、銃器が良識のないガキンチョとか精神的に不安定な人間の手に渡らないとは限らないですよね。それは北朝鮮が核ミサイルを保持するようなもんだ。戦争の抑止力になるとか言って核を持つべきだというアドレナリン分泌しまくり評論家がテレビで持論をまくし立てているのを見ると、恐ろしい時代になってきたんだなと思う。
くまさんさん [地上波(吹替)] 7点(2010-08-08 22:17:01)
111.銃社会に一石を投じようとした一作。陪審員制度を考えさせる。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-05 20:39:32)
110.見ていくうちにけっこう楽しめました。
シトロエンさん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-29 18:27:38)
109.《ネタバレ》 序盤がちょっとわかりにくいというか入りにくい印象ありましたが, 面白かった.
RTNEE USAさん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-23 15:51:46)
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【点数情報】

Review人数 148人
平均点数 7.40点
000.00%
100.00%
200.00%
310.68%
421.35%
5106.76%
62315.54%
74127.70%
83825.68%
92516.89%
1085.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.38点 Review13人
2 ストーリー評価 7.71点 Review14人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review14人
4 音楽評価 6.25点 Review12人
5 感泣評価 5.00点 Review10人
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